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ドラッグ操作でRobloxゲームを作れる「ロブクラッチ」が登場

エデュケーショナル・デザイン株式会社が、Roblox(ロブロックス)上でゲームを制作できるビジュアルプログラミングソフト「ロブクラッチ」をリリース

小中学生向けプログラミング教材「デジタネ」を運営するエデュケーショナル・デザイン株式会社は、Roblox(ロブロックス)上でゲームを制作できるビジュアルプログラミングソフト「ロブクラッチ」をリリースしたことを発表した。

ロブクラッチは、Scratchのようにドラッグアンドドロップの操作でブロックを組み合わせてコードを作る形式を採用しており、タイピングや英語の知識がなくても簡単にゲームを制作できるのが特徴となっている。

ロブクラッチの開発背景には、Roblox用プログラミングツール「Roblox Studio」がLua(ルア)という英語ベースのプログラミング言語を使うため、「英語がわかりにくい」「プログラミングの難易度が高い」という課題があった。これらの課題を解消するため、同社は直感的に操作できる学習環境を目指し、ロブクラッチの開発に至ったという。

ロブクラッチでは、セットアップ方法や操作方法を動画で確認可能で、子供が自走して学習できる仕組みを整えた。また、自分が作ったゲームをRoblox上で公開して、友だちや家族に見せることができるのも魅力の1つだ。

動画を視聴しながら操作やプログラミングに慣れることができる

ロブクラッチを利用するオンラインコースでは、小学1年生から中学生向けにアスレチックゲームやシューティングゲームなど、24つのミッションを今後提供。現時点では、「プログラミングのチカラでボスをたおせ!」「デッカイすべりだい!」というミッションに取り組める。

制作できるゲームの例

デジタネは、2014年開講のプログラミングスクールで、小中学生向けエンタメ型プログラミング教材を開発。現在は、海外および日本国内のプログラミングスクール・習い事教室・学習塾・学童などに導入され、提携教室は約300校へと拡大しているという。

デジタネは、人気ゲームで「遊ぶ」を「学ぶ」に転換した教材を開発