JAXA宇宙教育センター、マインクラフトのオリジナルワールド「LUNARCRAFT」を公開

JAXA宇宙教育センターが企画・制作した「LUNARCRAFT」

ゲーム・メタバース事業を手掛ける株式会社モンドリアンは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙教育センター（以下、JAXA宇宙教育センター）が企画し、同社が制作協力したMinecraftのオリジナルワールド「LUNARCRAFT」を、12月20日に無料公開した。制作には、プロマインクラフターのタツナミ シュウイチ氏が携わっており、宇宙について学べる月面をモチーフにしている。

「LUNARCRAFT」は、JAXA宇宙教育センターが企画・制作したオリジナルの月面ワールド。JAXAの月周回衛星「かぐや」で得られた月の地形データを反映しており、月や宇宙について遊びながら学ぶことができる。「LUNARCRAFT Education版」もあり、教育現場での利用も可能となっている。

なお、モンドリアン公式YouTubeチャンネルでは、「LUNARCRAFT」チュートリアル動画を公開している。

月面ワールド内では、月面探査や月面基地を建設することができるほか、2023年9月7日に打ち上げられた小型月着陸実証機「SLIM」や、天体の表面を移動・観測するために使われる車両「ローバー」など、特別に配置されたアイテムで遊ぶことができる。

ローバーで月面レースをしたり、月面の希少な鉱物を探査できる

「LUNARCRAFT」の月面基地

ローバーで月面レースをしたり、月面の希少な鉱物を探し出したり、月の地下に自分だけの空間を作ったりと、Minecraftならではの拡張性を活かして、楽しめる内容になっている。