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高校生が開発した「宇宙の地図」に太陽系の3Dマップが登場!

惑星シミュレーションとAI解説機能を実装

「宇宙の地図」に太陽系の3Dマップを追加

スタディメーター株式会社が運営する、高校生と大学生によるビジネスコミュニティ「First off Projects」は、「宇宙の地図」をアップデートし、太陽系の3Dマップを公開した。

「宇宙の地図」は、Webブラウザーで利用できる宇宙天体の3Dマップで、誰でも無料でアクセス可能だ。今回のアップデートでは、既存の太陽系外惑星の地図に加え、太陽系の惑星の動きをシミュレーションできる機能が追加された。ユーザーは、太陽と各惑星の3Dマップ上で宇宙空間を探検し、公転や自転のシミュレーションができる。

[公転]と[地球の自転]のスライダーやマウス操作で太陽系惑星の動きをシミュレーションできる

[惑星選択]で選んだ惑星の位置から公転の様子を確認できる。

水星
金星
地球
火星
木星
土星
天王星
海王星

主に小中学校の理科の授業での活用を想定しており、各惑星の解説表示や、昼夜や季節の変化などの現象を視覚的に理解できるように設計されている。また、宇宙に関する質問にAIチャットボットが回答する機能も搭載している。

AIが宇宙に関する疑問に回答してくれる

同サービスは、宇宙産業を志す高校生が開発をしている。2023年12月にプロジェクトを開始し、2024年2月にはNASAのオープンデータを活用した太陽系外惑星の3Dマップをリリースした。

今回のアップデートでは、多くの人々に宇宙への興味を持ってもらうために、太陽系を題材にしている。開発者の高校生は、3Dモデリングや3D開発技術、惑星の軌道に関する知識を学び、生成AIを活用して効率的に実装を進め、短時間でのリリースを実現したという。

「First off Projects」は、法人向けIT研修サービスを提供するスタディメーターの研究機関として、高校生と大学生のビジネスコミュニティを支援している。