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宇宙をとことん探究!「なりきりラボ特別編 宇宙飛行士」を東京ドームシティで提供開始

新宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ」で提供する「なりきりラボ 特別編 宇宙飛行士」

探究学習を推進する株式会社a.school(エイスクール)は、探究学習プログラム「なりきりラボ 特別編 宇宙飛行士」を、株式会社東京ドームとともに共同開発した。2024年11月22日(金)に、東京ドームシティ6Fにオープンする新宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ」の探求ルームにて、提供を開始する。

Space Travelium TeNQは、2023年3月に閉館した「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」の後継施設。探究ルームでは、「ワンダー(不思議に思うこと、興味を持つこと)を探究して、世界と自分がつながるワクワクを感じよう」というコンセプトのもと、宇宙を切り口にサイエンスやアートなど、分野を横断した教育プログラムを提供する予定だ。

「Space Travelium TeNQ」館内の様子

「なりきりラボ 特別編 宇宙飛行士」は、同社が開発した小学生向けの探究学習プログラム・シリーズ「なりきりラボ」の特別編。博物館や科学館を舞台に、サイエンスの面白さや奥深さを伝え、探究・創造的な学びを提供する取り組みの一環として開発された。

「なりきりラボ」プログラム一覧(全22種)

同プログラムは、全8回(各90分)で時間をかけて探究を深められるように構成した。宇宙や宇宙開発に強い興味を持つ子供たちの好奇心に応え、一時的な体験にとどまらず、継続的な探究を深めるサポートを行う。また、入門者向けには1日(90分)で体験できるプログラムも提供する。

「なりきりラボ 特別編 宇宙飛行士」全8回の流れは、以下の通り。

  • 第一回:宇宙での暮らしって? ~宇宙に飛び出す人類の可能性~
  • 第二回:宇宙開発の歴史と現代社会 ~様々な宇宙技術が社会を支えている!~
  • 第三回:これからの宇宙開発 ~月での暮らしが当たり前になるかも!?~
  • 第四回:宇宙開発に関わる仕事 ~エンジニア、管制官、科学者など~
  • 第五回:宇宙飛行士という仕事 ~どうすれば宇宙飛行士になれる?~
  • 第六回:宇宙飛行士にチャレンジ① ~必要な情報を効果的に伝達できるか?~
  • 第七回:宇宙飛行士にチャレンジ② ~危機的状況から脱出できるか?~
  • 第八回:宇宙飛行士になったら…?! ~宇宙を体感し、将来を想像しよう~

なお、同プログラムは、宇宙に関する新たな知識を学ぶだけでなく、宇宙飛行士や宇宙開発のプロフェッショナルとして自分の考えをアウトプットする形式を採用した。分析・企画・問題解決・発表など、さまざまなミッションワークを用意し、個人ワークとグループワークの両方で学ぶことが可能となっている。その結果、宇宙への興味を広げて深めるだけでなく、予期せぬ課題への柔軟な対応力や仲間との円滑なコミュニケーション力の育成にもつながるという。

「なりきりラボ 特別編 宇宙飛行士」のチャレンジワーク

エイスクールは、「なりきりラボ 特別編 宇宙飛行士」の提供にあわせ、オンラインイベント「マナビのこれから〈第3回〉サイエンスコミュニケーションの探究」を、11月28日(木)20時30分より開催する。サイエンスコミュニケーターの本田隆行氏(専門:地球惑星科学/経歴:日本科学未来館勤務)を特別ゲストとして招き、博物館・科学館、家庭、学校など、さまざまな場所におけるサイエンスコミュニケーションの可能性について対話する。

オンラインイベント「マナビのこれから〈第3回〉サイエンスコミュニケーションの探究」$$

    【イベント概要】
  • 日時:11月28日(木)20時30分~22時
  • 実施方法:オンライン(ZOOMで配信)
  • 詳細・申し込み:Peatixより