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福岡工業大学と東福岡高校が高大連携協定を締結、デジタル人材の育成を強化

福岡工業大学と、DXハイスクール採択校の学校法人東福岡学園 東福岡高等学校が高大連携協定を締結

福岡工業大学は、学校法人東福岡学園 東福岡高等学校との間で、高大連携協定を締結した。数理・AI・データサイエンス教育について、教養と専門知識、スキルを有する人材育成を推進することを目的としている。

文部科学省は全国の高校約1,000校を「DXハイスクール」に指定し、理系学部の進学者を増やすことを目指している。東福岡高校は、2024年度にDXハイスクールに指定され、新たな学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」を策定。2025年度から「文理共創コース」において、数理・AI・データサイエンスを軸としたプログラムを展開し、デジタル人材やイノベーターの輩出に取り組む予定だ。

東福岡高校では「文理共創コース」で数理・AI・データサイエンスを軸としたプログラムを展開

一方、福工大では、2024年8月に文部科学省から「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」の認定を獲得。九州地域のデジタル人材育成を担う大学として、教育体制を構築・確立している。

福岡工業大学では「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を全学的に展開
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム 取組概要」(出典:福岡工業大学)

同協定により、東福岡高校の「総合的な探究の時間」などにおいて福工大の教員が専門的な見地から授業の分析や助言を行うほか、大学主催プログラムへの生徒の参加促進や教員研修の実施などを行い、デジタル人材の育成を目指す両校の関係を発展させるという。

1月30日に協定の調印式を行い、福岡工業大学の村山理一学長と東福岡高校の松原功学校長との間で協定が締結された