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【編集部の注目!】レノボ、Chromebook5台対応×充電状況が一目でわかるスマートチャージャー

―――「EDIX東京2025」レポート⑦

レノボのChromebookを充電できるスマートチャージャー

 EDIX東京2025、レノボ・ジャパン合同会社のブースではPCや教育ソリューションのほか、純正アクセサリーも展示されていた。なかでも興味深いのは、レノボのChromebookをまとめて5台充電できるスマートチャージャーだ。

 スマートチャージャー単体では最大5台分を充電できるが、スマートチャージャーを3台まで積み重ね、ブロック玩具のようにはめ込むことで10台、15台とまとめて充電できることが可能だ。

 充電は1台ずつType-Cケーブルを接続することになるが、接続したChromebookのバッテリー残量について、何%まで充電されているかをチャージャーのディスプレイに表示する。

接続したChromebookのそれぞれの充電残量を%で表示

 一般的にディスプレイ付き充電器は、詳細を表示するタイプでもその瞬間にどれだけの電力で充電しているかを表示するにとどまる。しかし、これは違う。一般的な充電器では、パソコンやタブレット端末を起動しなければバッテリー残量を確認できず、確認手段は端末側に限られるが、この充電器では、充電器側でバッテリー残量を確認できるのが最大の特徴だ。

玩具ブロックのように上下に固定して一体化して使える。最大3台まで
2段に重ねて使用

 さらに、ディスプレイとは別にLEDインジケーターが用意されており、赤、黄、緑の色の表示から離れた場所からでもおおよそのバッテリー残量を知ることもできる。しかも、レノボのChromebook用として開発しているため、過充電保護などの安全対策も充実している。

 また、この充電器には後部に約20cmの固定用ベルトが付いており、どこかに固定することや引っかけて保管することも可能。いわゆるケンジントンロックのホールもあり、ワイヤーで固定して充電器の持ち出しを制限することもできる。

後部には固定用ベルトがあり、ケンジントンロックに対応するホールもあって持ち出し制限をかけることもできる

 なお、この充電器を利用するには別途45Wから100W出力のUSB電源アダプターが必要。充電器と電源アダプターの2つが必要となるが、それでも一般的な充電保管庫よりも安価になるという。

Chromebookを充電しているところ。接続しているChromebookは、Lenovo 500e Chromebook Gen 4sに専用のラギットケースを装着したもの
正田拓也