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【動画で見る】なぞるだけで自動翻訳&発語するペン型スキャナー辞書「NazoritAI Pro」、サインウェーブ
――第13回教育総合展「EDIX東京」展示会場レポート⑬
2022年6月3日 12:15
2022年5月11日~13日に開催された第13回教育総合展「EDIX東京」。GIGAスクール構想による1人1台環境が本格的に始まり、整備から活用のフェーズに移ってきた教育現場。会場ではオンライン授業やハイフレックス型授業を視野に入れたソリューションや、現場の教員の困りごとに寄り添う支援サービスが注目を集めていた。本稿では今年もYouTubeチャンネルを持つ現役教師、青山学院中等部講師の安藤昇氏の動画を交えて株式会社サインウェーブのブースをレポートする。(文:本多 恵)
サインウェーブが提案するのは、文字をなぞるだけで翻訳、発話してくれるペン型スキャナー辞書「NazoritAI Pro」。英単語だけでなく複数行にわたる長文の翻訳も可能で、オフラインで使用できる。
「スキャン翻訳」機能では本やプリントなどの紙だけでなく、タブレットやスマートフォンに表示された文字にも対応。また、「音声翻訳」ではマイクボタンを押しながらしゃべるだけでリアルタイムに翻訳できる。自身の発音を5段階でチェックする「発音評価」機能を使えば、発音の学習にも役立ちそうだ。
今回のEDIXにあわせて、NazoritAI Proと連動したアプリも登場。本体でブックマークした英単語や英文がタブレットの画面に蓄積される。覚えたフレーズは別のタブに移動できるので、単語帳のような活用が可能だ。NazoritAI Proは78グラムと軽量なので、普段の学習はもちろん課外活動など、幅広いシーンでの活用が期待できる。
なお、サインウェーブは、6月15日(水)から17日(金)で開催される「EDIX関西」(会場:インテックス大阪)にも出展する。今回取り上げた「NazoritAI Pro」が展示されるほか、同社の主力製品で、私立中高への導入が広がる英語4技能アプリ「ELST」も実際に見ることができるので、興味のある方は会場に足を運んでいただきたい。