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語学学習を支援、AI通訳機「ポケトーク」を小中学校に寄贈

ポケトーク株式会社が、小学校と中学校を対象としてAI通訳機「ポケトーク」の寄贈プログラム「Hello, world!」を開始

ポケトーク株式会社は、全国の小中学校を対象に、AI通訳機「ポケトーク」の寄贈プログラム「Hello, world!」を開始したと2025年1月27日に発表した。

同社は、異なる文化や価値観を尊重し、多様なバックグラウンドを持つ人々と協働する力を育むには、小中学校における教育環境が重要な役割を持つと考えている。そのため、次世代を担う子供たちが多様性を尊重し、国際社会で活躍できる力を身に付けるための第一歩を支援するために同プログラムを実施する。

同プログラムの応募対象は、日本全国の小中学校となっており、応募期間は2025年2月14日(金)から3月14日(金)まで。3月20日(木)に対象校を決定する。詳細や申し込み方法は、公式Webサイトで確認可能だ。

同社が販売する「ポケトーク S2」は、2024年10月に販売を開始しており、74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストに翻訳できる。同製品は、世界170以上の国と地域で通信可能なeSIMを内蔵。契約不要・2年間使い放題で月額利用料がかからないため、すぐに使い始めることができる。

POCKETALK S2

公式ウェブサイトでは、私立富士学苑中学校(山梨県富士吉田市)や神戸市教育委員会での活用事例も紹介されている。これらの事例では、英語学習の効率化や外国人児童生徒への母語支援が成果として挙げられている。

同社は「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、子供たちが外国語への興味を持ち、語学力を向上させる機会を提供してきた。今後も国際的な視野の拡大を促し、次世代のグローバル人材育成のための教育支援に注力するという。

●ポケトーク導入事例 富士学苑中学校

●ポケトーク for スクール導入事例_神戸市教育委員会|POCKETALK(ポケトーク)