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東京学芸大学、教育者の主体的な学びを支援するプラットフォーム「I Dig Edu」をローンチ

教育者の主体的な学びを支援するための新たなプラットフォーム「I Dig Edu」をローンチ

国立大学法人東京学芸大学は、教育者の主体的な学びを支援するための新たなプラットフォーム「I Dig Edu」をローンチした。

「I Dig Edu」は、教育者や教育職を志す人に向けて多様な学びの方法を提供するプラットフォームである。eラーニングやオンライン研修、対面研修などを通じて、東京学芸大学や社会人研修の企業などが提供する専門的な講座を受講できる。

「I Dig Edu」の概要

また、受講者の振り返りに役立つ、生成AIによるコメントのフィードバック機能のほか、学びのポートフォリオや国際標準のデジタル認証である「オープンバッジ」を獲得可能。これにより、受講者は学びの実績を自己管理し、いつでも確認が可能になる。

「I Dig Edu」の開発背景には、2022年に施行された「教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律」がある。教員免許の更新制度が廃止されたことで、教員の新たな学びの形が求められている。同大学は、教員をはじめとする教育者の継続的な学びを支援することを使命とし、同プラットフォームを通じて教育者の専門性と先導性を高めることを目指している。

同プラットフォームのローンチを記念し、10月8日(火)と10月24日(木)に無料のオンラインセミナーを開催する。10月8日(火)のセミナーには、渋谷区立千駄谷小学校 校長 中野有一郎氏や東京学芸大学 教授 堀田龍也氏などが登壇する。10月24日(木)のセミナーでは、附属小金井小学校 鈴木秀樹教諭などが登壇予定である。

各セミナーは、7月29日(月)からI Dig EduのWebサイトで参加受付を開始する。セミナーの概要は、以下の通り。

セミナー名: 探究的な学びと個別最適な学びをどう実践するか?
日程:10月8日(火)16時~17時
登壇者:
 渋谷区立千駄谷小学校 校長 中野有一郎氏
 東京学芸大学 教授 堀田龍也氏
 東京学芸大学 教授 大谷 忠氏

セミナー名: 教育におけるAIの活用について
日程:10月24日(木)16時~17時
登壇者:
 附属小金井小学校 鈴木秀樹教諭
 株式会社カナメプロジェクト CEO / 東京学芸大学准教授 遠藤太一郎氏
 東京学芸大学教授 木村 守氏

連携企業として、アルー株式会社がLMS「etudes」を提供し、教育者の個別最適化を支援。また、株式会社ネットラーニングがオープンバッジの発行をサポートし、教育者のキャリア形成を支援する。東京学芸大学先端教育人材育成推進機構の佐々木幸寿氏は、「多忙な教員の『もっと学びたい』に応えるために、本プラットフォームを開発した」と述べている。