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ロボットトイ「toio」専用教材「トイオ・プレイグラウンド」を発売、SIE

「toio」専用コンテンツ「トイオ・プレイグラウンド」

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、子供の創造力を刺激するロボットトイ「toio(トイオ)」の専用コンテンツ「トイオ・プレイグラウンド・ベーシック」と「トイオ・プレイグラウンド・アドバンス」を2024年5月9日に発売すると発表した。これらの製品は、各種ECサイトで4月25日から予約受付が開始されている。

「トイオ・プレイグラウンド」は、これまでのtoio専用タイトルと異なり、専用のカードと別売りの「toioコアキューブ」で遊べる新しい商品。コンソールやパソコン、タブレット端末が不用で、すぐに遊び始めることが可能(キューブの充電には「toioコアキューブ専用充電器」が必要)。

専用のカードをキューブの通り道に置くだけで、キューブがカードの指示を読み取り、カードの絵柄に合わせて動きを変えていくため、直感的に操作でき子供が理解しやすいのが特徴である。

カードをキューブの通り道に置くだけでプログラミングが完了する

カードの組み合わせは無限大で、カードを置く位置をずらしたり、ほかのカードに交換したりするなど、試行錯誤しながら自然に論理的思考が育まれるという。

用意されているカードのイメージ

公式サイトでは、「トイオ・プレイグラウンド」に収録されているすべてのカードの動きを動画で確認できる。

カードの動きを動画で確認できる

なお、「トイオ・プレイグラウンド」では児童書や保育用品を手がける株式会社フレーベル館とデザイン設計で協業。絵本作家かしわらあきお氏とコラボレーションを行い、子供たちが親しみやすいイラストと世界観を実現するとしている。

フレーベル館とかしわらあきお氏のプロフィール

「トイオ・プレイグラウンド」には、幼児期の子供からプログラミングを体験できる「ベーシック」と関数や反復といったプログラミング思考を学べる小学生向けの「アドバンス」が用意されている。アドバンス版には、ベーシック版のカードも全て含まれているため、年齢の異なる兄弟でも一緒に遊べる設計となっている。

「ベーシック」と「アドバンス」の2種類を用意

「トイオ・プレイグラウンド」で生まれる遊びについては、東京学芸大こども未来研究所が監修を行っており、「あそびのミッション集」の公式サイトでは、同研究所が考案した課題やミッションにつ関する動画が順次公開される予定だ。

東京学芸大こども未来研究所のプロフィール