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スイッチエデュケーション、高校「情報Ⅰ」向けにmicro:bit車型ロボット教材を発売

株式会社スイッチエデュケーションは、教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を使って制御する、高校「情報I」に対応した車型ロボット教材「micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)」を発売した。

「micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)」は、ラインセンサーを搭載した車型ロボットで、micro:bitを使って高校「情報Ⅰ」の学習ができる。また、オプション商品を追加してカスタマイズすることも可能。

商品到着後すぐに利用できる「組立済」バージョンと、自分で組み立てが必要な「未組立」バージョンの2種類が用意されている。組み立てはドライバーを使った約30分程度の作業。なお、どちらもmicro:bitは含まない。

  • 商品名:micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)【未組立】
  • 型番:SEDU-069724
  • 価格(消費税込み):5,500円
  • 商品名:micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)【組立済】
  • 型番:SEDU-079617
  • 価格(消費税込み):5,995円

スイッチエデュケーションは、株式会社スイッチサイエンスの子会社。製品は、スイッチサイエンスのWebショップで販売している。また、まとめて購入する場合はスイッチエデュケーションにて個別対応する。

「micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)」は、佼成学園中学校・高等学校と共同で開発したという。2021年度と2022年度の情報の授業で利用し、教材のブラッシュアップを行った。なお、2021年度の授業は「令和3年度公益財団法人東京都私学財団賞」を受賞している。

佼成学園でのカリキュラムは以下のとおり。

  • 題材として、飲食店で普及し始めている「配膳ロボット」を設定
  • 配膳システムに必要な機能(店内を周回する、指定されたテーブルにモノを運ぶなど)を課題として設定
  • 実際にレストランのミニチュア模型内で動かし、設計した通りに動作するか確認する
  • 課題を1つずつクリアしていくことによりプログラミング的思考を身に着ける
  • micro:bitのプログラミングにはMicroPython(Pythonの一種)を利用