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プログラミング教育用ボードと組み合わせて学べるツール「COSMIC Editor」をローンチ

プログラミング教室「ぽてっく」が提供

半導体エンジニアリング会社アドバンスデザインテクノロジー株式会社が運営するプログラミング教室「ぽてっく」は、ビジュアルプログラミングツール「COSMO Editor」をローンチしたと発表した。

COSMO Editorは、画面上のブロックでプログラムを組み立てるプログラミングツール。オンラインサービスとしてブラウザ上で利用できる。月間契約のサブスクリプション型で、月額1,000円のスタンダードプランと、「ぽてっく」のカリキュラムのオンデマンド学習も含まれる月額2,980円のアドバンスプランがある。

同種のビジュアルプログラミングツールの中で、COSMO Editorはプログラミング教育用ボード「COSMO Pico」と組み合わせることで、センサーやLEDなどのハードウェアデバイスを簡単に制御できるのが特徴となっている。

COSMO Picoのボード上には、LEDや、スピーカー、スイッチが搭載されている。これらをCOSMO Editorで制御するプログラムを作ることで、光や音などの反応がわかって、自分でプログラミングした成果が分かりやすい。また、専用拡張コネクタで拡張キットを簡単につなぐことができ、センサーやモーターなどを組み合わせてオリジナルのガジェットを作れる。

COSMO Picoも4月14日に先行予約受付を開始し、5月中旬頃配送予定となっている。この記事の執筆時点では、COSMO Pico公式ショップで「COSMO-Picoスターターキット」が19,800円で購入申し込みできる。「COSMO-Picoスターターキット」は、COSMO Pico本体に、ディスプレイ、サーボモーター、温湿度センサー、超音波センサーが付属。さらに、COSMO Editorのアドバンスプランが1か月分付く。

COSMO Pico
COSMO-Picoスターターキット

「ぽてっく」では、教室立ち上げ当初、教材に既製品を使っていたところ、「生徒たちのアイディアを形にする」には拡張性が低く限界があったという。そこで、半導体設計会社としての技術力を活かしてオリジナルのプログラミング教材を開発した。

作例:自動開閉式ゴミ箱。手をかざすと蓋が開き、数秒で閉じ、ゴミが満杯になると音で知らせてくれる