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学習塾向け「情報I」の対策教材、「チエテラス」の提供開始

導入塾は初期費用と初月利用料が無料に

 株式会社ローカルイノベーションは塾や予備校向けに「情報I」の授業に特化したEdTechサービス「チエテラス」を開始した。定期試験対策や2025年開始の大学共通テスト対策が可能なカリキュラムを提供する。

 チエテラスでは、“君の「できた!」で未来が変わる。君たちの「できる!」が世界を変える。”というサービスコンセプトを掲げてプログラミングが身近に使われるシーンをイメージしたストーリー設計とし、高校生活に関係があるテーマや身近にある困ったことを「プログラミングで解決できる」という認識がもてるような構成になっているという。

高校生活をテーマにしたオリジナルストーリー設計

 プログラミング実行環境でSNSの投稿機能や、ECの表示アルゴリズムを改修するプロダクト問題などを用意して演習を繰り返し、理解度と定着度を測定することができる章末問題なども用意する。さらに、生徒の進捗やつまづきポイントをリアルタイムで把握できるよう、学習の平均時間を超えたときのアラートなどの機能も備えている。

進捗やつまづきをリアルタイムで把握できるアラート機能

 これらのカリキュラムはティーチングをチエテラスで行い、コーチングを学習塾の講師が実施することとし、専任の講師がオンラインのチャットまたは対面形式で営業時間内はリアルタイムに対応する。そのため、学習塾の講師が新たに「情報I」を学ぶ必要がないとしている。

オンラインで専任講師がサポート

 チエテラスの全体のカリキュラムは約50時間を想定、JavaScriptが30時間、8月リリースのPythonが20時間。導入塾は初期費用と初月利用料を無料でサービスを利用することができるという。