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大学入学共通テスト「情報」に対応したオンライン教材、アバロンテクノロジーズが提供開始

「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」

「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」の動画オープニング画面

 株式会社アバロンテクノロジーズは、Pythonプログラミング環境を実装したオンライン型大学入学共通テスト対策教材「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」のサービス提供を開始した。共通テストの広い出題分野に対応し受験生の学習プランを提案する。

 すでに、アバロンテクノロジーズは教育現場の付加を軽減する「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【Pythonコース】」を販売していたが、今回の【共通テストコース】版ではプログラミングだけでなく共通テストの出題分野である高等学校「情報I」すべての知識範囲に対応した。教材の監修は群馬大学教育共同教育学部 講師の小熊良一氏。

「理解ちゃんと学ぶ情報I【共通テストコース】」のカバーエリア

 共通テストでは数学IAや国語など、ほかの教科の知識を組み合わせて問題解決する力を問われるため、チャプターごとに本教材のキャラクターである「理解ちゃん」が登場して解説する動画を視聴して動画での学習と練習問題を提供、学びに必要な各種機能も実装し、練習問題の出題機能も用意した。

プログラミングエディタと実行結果
ランダムモード練習問題の画面

 また、共通テストで出題される共通テスト用の手順記述言語「DNCL」はPython風擬似言語であるため、言語としてPythonを採用、Pythonのライブラリ機能やリレーショナルデータベースを含めたプログラミング環境をすべてオンラインで提供する。ユーザーはインストールなどをすることなく、標準装備されたエディタにコードを入力して、すぐにプログラムを実行できるとしている。

 最終的には配列、外部モジュールの利用方法、乱数、WebAPIやSQL、再帰処理等の技術を習得でき、情報Iで学ぶアルゴリズム、モデル化とシミュレーションも実際にプログラム実行をしながら学習できるという。