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学芸大附属小金井小、学びに困難を抱える児童支援に関する実践報告会を2月11日に実施

東京学芸大学附属小金井小学校が、「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」の実践と知見をまとめた報告会を2025年2月11日(火・祝)に開催

東京学芸大学附属小金井小学校は、「Unlock Learningへの挑戦」と題する事業報告会を株式会社内田洋行新川本社ビルで、2025年2月11日(火・祝)に開催する。

同イベントは、文部科学省が推進する「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」に関する東京学芸大学と東京学芸大学附属小金井小学校の取り組みに関する実践を報告するものだ。

東京学芸大学附属小金井小学校は、2018年からICTを活用し、学びに困難を抱える子供たちにどんな支援ができるかを試行錯誤してきた。同校教諭の鈴木秀樹氏は、子供たちを見ていて「すごく光るものがあるが、いろいろと苦労している子供がいる」という視点から子供の支えになるもの、そして公立小学校にとっていい試みとなることを目指し、同事業に取り組んでいる。

教職大学院(大学院教育学研究科)教育実践創成講座 教授の藤野 博氏は、認知能力で判断せず、子供が「興味を持ったものに食いつく力」を重視している。特に学校での学習には苦戦するような場合があっても、「ある対象に夢中になって、とことん追求しよう」という態度を持つ子供を探すアプローチを取ってきた。

当日は、鈴木氏と東京学芸大学附属小金井小学校 養護教諭の佐藤牧子氏がモデレータを務め、藤野氏や東京学芸大学准教授の小林晋平氏などが同事業の実践を報告するほか、香川大学教育学部教授の坂井 聡氏が事業の講評を行う。

登壇予定者

同イベントでは、特別な才能を持つ児童生徒を含む全ての子供たちが互いに尊重される授業や学級経営のあり方、児童生徒が普段過ごす教室や学びの場などについて紹介する予定だ。

イベントの概要は、以下の通り。

  • 名称 「Unlock Learningへの挑戦」特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業実践報告会
  • 日時 2025年2月11日(火・祝)13時~16時
  • 受付 12時30分~13時 ※13時30分以降は入場不可
  • 会場 〒104-0033 株式会社内田洋行新川本社ビル ユビキタス協創広場 CANVAS
       東京都中央区新川2-4-7
  • アクセス
    東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」下車、「A4」出口より徒歩4分
    東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町駅」下車、「1番」出口より徒歩5分
    JR京葉線「八丁堀駅」下車、「B2」出口より徒歩6分
  • 参加費 無料(先着100名)
  • 申し込み 参加申込フォームより

<プログラム>
13時~13時10分 あいさつ:藤野 博氏
13時10分~13時30分 事業報告:鈴木秀樹氏
13時30分~14時 実践報告:小林晋平氏・佐藤牧子氏
14時~14時30分 事業講評:坂井 聡氏
14時30分~14時40分 休憩
14時40分~15時 企業セミナー
15時~16時 パネルディスカッション