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ベネッセ、Canvaとの連携機能を協働学習アプリ「オクリンクプラス」に追加

株式会社ベネッセコーポレーションが、小中学校向けICT学習ソフト「ミライシード」内の協働学習アプリ「オクリンクプラス」に、グラフィックデザインソフト「Canva」との連携機能を追加

株式会社ベネッセコーポレーションは、小中学校向けICT学習支援ソフト「ミライシード」に搭載している協働学習アプリ「オクリンクプラス」で、グラフィックデザインソフト「Canva」との連携機能をリリースすると発表した。

ミライシードは、全国の小中学校の約35%にあたる10,200校で導入され、約360万人の児童生徒が利用している学習支援ソフトである。今回の連携は、授業での効率性向上に加え、児童生徒の表現力を育成することを目的としている。

今回追加した新機能では、オクリンクプラス内で連携に関する利用設定を行うと、メニューバーに[Canva]ボタンが表示され、再ログインの必要なくCanvaで作成したスライドをカードとしてオクリンクプラスに挿入できるようになる。

Canvaのスライドをカードとして挿入可能

オクリンクプラスでは、Canvaのスライドをカードとして取り扱うことができるため、教員と児童生徒や、児童生徒同士でカードを送り合ったり、コメントやリアクションを付けあったりすることができ、協働学習に活用が可能だ。また、カードは成果物としてミライシードに保存されるため、提出物の管理や子供たちの活動の見取りとしても活用できる。

オクリンクプラスは、2024年度より提供しており、個別学習・協働学習・振り返りを1つのアプリで実施できるのが特徴。児童生徒は、直感的に操作できる画面構成で自らの考えを深め、自由に表現することができる。また、教員向けには全体の提出状況を一覧で把握し、個別にコメントや添削を実行できる機能も搭載した。

オクリンクプラスの概要

ベネッセでは、ICT支援員の連携のほか、アプリケーションの改善やほかのサービスとの連携を進めるとし、Canva連携に関するWebセミナーの開催も予定している。詳細は、「ミライシードファンサイト」などで順次案内するとしている。