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ミライシードが2024年4月より大幅アップデート、「テストパーク」を新たに提供

9,000校以上の小中学校、334万人以上の児童生徒が「ミライシード」を活用(2024年3月時点)

株式会社ベネッセコーポレーションは、「ミライシード」を2024年4月より順次大幅にアップデートし、一部学校での利用を開始することを発表した。各アプリのアップデートの詳細は順次、特設サイトにて案内する予定となっている。

「ミライシード」は、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応したタブレット学習用オールインワンソフト。2014年にリリース後、GIGAスクール構想によって導入が拡大し、全国小中学校の約30%に相当する9,000校超(2024年3月時点)で活用されている。

今回のアップデートでは、NEXT GIGAでの活用を視野に、「オクリンク」と「ムーブノート」の特長や価値を統合した後継アプリ「オクリンクプラス」の提供を開始する。また、「ドリルパーク」の増問といった従来アプリの機能強化に加え、ミライシード上で小テストを実施可能にする新アプリ「テストパーク」を提供するなど、大規模な機能改善や新アプリ追加を行う。

「ミライシード」アップデートの概要は、下記の通り。


    ・新アプリ「オクリンクプラス」のリリース

    「オクリンクプラス」は、直観的な操作で児童生徒が自由に考えを表現できる授業支援アプリ「オクリンク」と、意見共有・相互評価をリアルタイムで実現できる協働学習アプリ「ムーブノート」の後継アプリ。従来、2つのアプリは別アプリとして提供されていたが、「オクリンクプラス」では両アプリの特長や価値を統合し、1つのアプリ内で協働学習・個別学習・振り返りを充実させ、児童生徒たちが主体的に学びに向かえる空間を目指す。
「オクリンクプラス」のイメージ

    ・「ドリルパーク」の増問

    小学校1年生から中学3年生までの問題を搭載し、自動採点やリアルタイムでの取り組み状況把握や、AIを用いた個別最適学習を支援するアプリ「ドリルパーク」。今回のアップデートでは、提供問題数を増問。特に中学校に向けて「英語」「古典」「高校入試問題」などを中心に問題を追加搭載する。

    ・2025年4月に新アプリ「テストパーク」のリリース予定

    「テストパーク」は、ミライシード上で動く新しいアプリケーションで、教科書の単元ごとの確認テストを収録したCBTシステム。教員のテスト作成や採点の負荷を軽減し、働き方改革につなげる。さらに、テスト後の解説や解き直し機能により、復習効果を高め、児童・生徒の学力向上を支援する。