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小中学校でのICT活用事例を表彰する「第3回ミライシードAWARD」を開催、ベネッセ

株式会社ベネッセコーポレーションが、小中学校での優れたICT活用事例を表彰するコンテスト「ミライシード AWARD」の開催を発表

株式会社ベネッセコーポレーションは、小中学校での優れたICT活用事例を表彰するコンテスト「ミライシード AWARD」を開催すると2025年1月6日に発表した。

同アワードは、タブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」の活用事例を広く共有し、ICTを活用して教育をアップデートしようとチャレンジする先生や学校を応援する目的で設立された。3回目の開催となる今年は、2025年1月10日(金)まで応募を受け付け、3月に受賞事例を発表する。

「教育DX部門」では、最優秀賞と優秀賞教育のほかに、学校や地域全体にわたる教育のアップデートを目指すチャレンジを「エリア賞」として選出する。同部門は、ICT勉強会を通じて教員間での活用法を共有したり、デジタルドリルのデータを活用して指導に生かしたりするなど、学校全体での取り組みが対象だ。

一方、「授業部門」では、教員個人が授業で行った新たな試みを評価し、最優秀賞と優秀賞を設ける。例えば、タブレット端末を使った協働学習を実施し、児童生徒の主体性を引き出した授業のほか、教員が教える授業から伴走する授業に変化したといった取り組みが対象となる。

ミライシードは、一斉学習や協働学習、個別学習に対応した小中学校向けのタブレット学習用ソフトで、直感的な操作で考えを表現できるアプリ「オクリンク」や、意見共有を可能にする「ムーブノート」、AI搭載のアダプティブドリル「ドリルパーク」を提供している。同社によると、全国の小中学校の約30%に該当する10,000校以上、340万人以上の児童生徒が活用しているという。

ミライシードの画面イメージ

なお、同社は2025年度のリリースに向け、教科書の主要単元確認テストを収録したCBTシステム「テストパーク」の機能開発に取り組んでいる。