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ミライシード、Google Classroomアドオン連携に認定

株式会社ベネッセコーポレーションは、小中学校向けタブレット学習支援ソフト「ミライシード」がGoogle for EducationにおけるClassroomアドオン連携の先行開発パートナーに認定されたことを発表した。

今回の認定を受けて2024年度から順次、Google Classroomアドオン連携機能がミライシードに実装される予定だ。これまで、ミライシードはGoogleアカウントとのシングルサインオン連携(SSO連携)機能を実装していたが、アプリを個別の画面から使い分ける必要があった。

Google Classroomアドオン連携機能により、教職員と児童生徒はClassroomから直接ミライシードのアプリを利用できるようになる。

例えば、教職員がClassroomの[アドオン]から[ミライシード]を選択し、ミライシードの「ドリルパーク」を利用して児童生徒に課題を配信できる。

Classroomからミライシードにアクセスする例

児童生徒もClassroomのストリーム上から、教職員が配信したドリルパークに直接アクセスでき、Google for Educationとミライシードの行き来が効率化されることで、利便性が向上する。

同社によれば、ドリルパークのほかに、授業支援アプリ「オクリンクプラス」、CBTによる教科書の単元ごとの確認テスト「テストパーク」など、各アプリでGoogle Classroomアドオン連携の開発に着手しており、2024年度から新機能が随時リリースされる見込みだ。

ドリルパークやオクリンクプラスの授業配信例
Classroomからドリルパークやオクリンクプラスの授業を開く例

また、GoogleドライブやLooker Studio(ダッシュボード)との連携機能も開発する予定で、授業での利便性を高めるデータ連携を進めていくという。

ミライシードの機能アップデートについては、ミライシードファンサイトなどで順次告知される。