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ベネッセが中学生向けフリースクールを10月に開校、リアル校舎とバーチャルキャンパスを展開

株式会社ベネッセコーポレーションが、中学生向けのフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」を2025年10月1日(水)に開校

株式会社ベネッセコーポレーションは、中学生向けのフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」を2025年10月1日(水)に開校する。入会受付は7月8日から開始しており、オンライン説明会を随時開催する予定だ。

同中等部は、不登校の子供たちなど多様な学びのニーズに対応する目的で設置し、通学スタイル(週3または週5)とオンラインスタイルから選択可能。リアル校舎は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府にまたがる11カ所に設置し、全国どこからでも入会可能となっている。

生徒には、さかのぼり専用AI教材「進研ゼミRouteBe」などを提供し、クラス担任と赤ペンメンターによる2重のサポート体制で、日々の学習と将来の進路をサポート。また、学習教材の取り組み履歴などのデータを活用し、生徒が現在の中学校に在籍しながら「出席扱い制度」に申請できるよう支援する。

小学校から中学校の範囲まで、個別のさかのぼり学習ができる「進研ゼミRouteBe」

さらに、「朝が難しい」「授業が続くと疲れる」などの状況に応じて、日中の生活リズムを安定できるよう時間割を学院スタッフと作成。学年の垣根を越えて一人ひとりがゆるくつながることができ、気軽に交流できる「バーチャルキャンパス」を活用し、会話やチャットでコミュニケーション力や社会性を養う。

中等部での1日の過ごし方のイメージ
バーチャルキャンパスの様子

ベネッセは、普遍性のある全国的なモデルとして同中等部を開校することで、不登校支援に関する地域格差の解消を目指すという。