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ベネッセ、「赤ペン先生の添削指導」サービスを学校に提供

株式会社ベネッセコーポレーションが、「進研ゼミ」の「赤ペン先生の添削指導」サービスを学校向けに7月より提供

株式会社ベネッセコーポレーションは、同社が展開する「進研ゼミ」の「赤ペン先生の添削指導」サービスを学校向けに提供すると2025年7月16日に発表した。初導入校は神奈川県立横浜翠嵐高等学校で、高校1年生と2年生の約700名が対象。

横浜翠嵐高校では、数学の応用・発展レベルについて夏・秋・冬の年3回で添削指導を実施。生徒が「添削課題」を提出すると、赤ペン先生からつまずきポイントや注意点について具体的な指導を受けられる。正答に対しても丁寧にコメントを加えることで、伸ばしどころを客観的に把握し、生徒のやる気を引き出すという。

また、出題の意図や差が付く箇所を示す問題分析のほか、生徒のつまずきポイントや伸ばしどころに関する答案分析を提供し、教員の負担を軽減する。

生徒一人ひとりに合った添削指導で、学力向上を支援

サービス提供の背景には、教員の働き方改革が進む中で、個別の添削指導に十分な時間をかけることが難しくなっていることやベテラン教員の指導力の継承が課題となっている現状がある。ベネッセは、50年以上にわたり通信教育で培ったノウハウを生かし、学校現場においても生徒一人ひとりに寄り添った個別最適な学びを提供する方針だ。

「赤ペン先生」は、進研ゼミの添削課題サービスで、学習した内容の到達度の確認や記述力・解答力の成長のために、さまざまな問題に取り組む提出型教材である。進研ゼミ中学講座では、難関高校受験向けのサービスを多数展開している。