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支援教材を100個厳選『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!国語のじかん』を発売、Gakken

株式会社Gakkenが『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!国語のじかん 「できた!」「わかった!」を支える教材アイデア100』を発売

株式会社Gakkenは、書籍『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!国語のじかん 「できた!」「わかった!」を支える教材アイデア100』を2025年2月13日に発売した。

同書は、学びにくさのある子供たちへの授業や学校生活を支える、教材・アイデア集「特別支援教育 はじめのいっぽ!」シリーズの最新刊。現場の教員である著者が独自の視点で、子供の困難の背景に合わせた教材を市販グッズからアプリ・デジタル教材まで、幅広く紹介している。

同シリーズは2008年から刊行されており、シリーズ累計で10万部を突破した実績を持つ。今回発売した国語と合わせ、『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!算数のじかん 「できた!」「わかった!」を支える教材アイデア100』『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!』をラインアップする。

「特別支援教育 はじめのいっぽ!」シリーズの一覧

『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!国語のじかん 「できた!」「わかった!」を支える教材アイデア100』では、国語においてつまずきやすい学習内容に取り組みやすくするための教材・アイデアを厳選。印刷してそのまま利用したり、アレンジして使用したりできる教材やワークシートにより、授業準備の負担を軽減できる。また、Gakkenの専用サイトから、本書に掲載されている教材の一部を無料でダウンロードすることも可能だ。

同書の目次

同書は、全3章構成となっており、第1章では教育学博士、臨床発達心理士、学校心理士の小林倫代(こばやし・みちよ)氏監修のもと、子供たちの文字から「読み書き」の困難さを教職員が理解するためのヒントや国語の時間を支える教材について紹介する。

第2章では、通常学級で国語の支援教材を活用した具体的な事例を紹介。ひらがなの学習において、拗音(ようおん)が抜けたり、表記の仕方を間違えたりする1年生の児童のほか、形を整えて漢字を書くことが苦手な1年生の児童、目からの情報処理の困難と動きの困難が予想される5年生の事例などを掲載した。

第3章では、授業ですぐに使える国語の支援教材を100例掲載。支援教材の対象となる子供の姿や教材を使用する場面、困難の要因と予想されるもの、支援教材の作成に必要な用具などをテーマごとに紹介する。

授業ですぐに使える国語の支援教材を100例紹介

イラストや写真を利用し、支援教材の特徴や使い方のアドバイスを記載するほか、児童への声かけ方法や進め方の工夫点などの「支援ポイント」も網羅した。

拗音の位置や表記の決まりを体感させる方法を紹介
漢字の定着を図る方法やヒントカードを利用したテスト方法がわかる

書誌情報

書名:改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!国語のじかん 「できた!」「わかった!」を支える教材アイデア100
監修:小林倫代
著者:井上賞子、杉本陽子 著
定価:3,630円(本体3,300円+税10%)
発売日:2025年2月13日
判型:B5判
ページ数:144ページ
ISBN:9784058023150
発行所:株式会社Gakken