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教材や指導案が無料、授業アイデア共有サイト「せんせい市場」を4月3日に正式リリース

株式会社せんせい市場が、教員向けの授業アイデア共有サイト「せんせい市場」を2025年4月3日に正式リリース

株式会社せんせい市場は、全国の教員が教材や指導案を共有できる無料の授業アイデアサイト「せんせい市場」を2025年4月3日に正式リリースすると発表した。開発を主導したのは、元公立中学校理科教員の水野孝哉氏である。

「せんせい市場」は、全国の教員が自身で作成したスライドやプリント教材を投稿し、ほかの教員が自由に閲覧・活用できるオンラインプラットフォームだ。すでに1,000件以上の教材が掲載されており、主に中学校向けの教材を中心に、小学校向けコンテンツの拡充も進められている。

「せんせい市場」のトップページ

同サービスには、投稿された教材の閲覧数やランキング表示、また不適切なコンテンツを自動検出する仕組みが備わっている。加えて、教職員組織や労働組合と連携した研修プログラムも展開される予定だ。

「理科 生物」の検索例

水野氏はこれまで、教育アプリ「理科単語ウルフ」の開発や、YouTubeチャンネル「やんばるゼミ」の運営を通じて、ICTを活用した授業の革新に取り組んできた。「せんせい市場」もその延長線上にあり、現場の教員が抱える授業準備の負担を軽減することを目的としている。

教育アプリ「理科単語ウルフ」
YouTubeチャンネル「やんばるゼミ」

背景には、水野氏が教員時代に経験した教育現場の課題がある。教材準備に十分な時間を取れず、熱心な教員ほど多忙で心身ともに疲弊していく現状に危機感を覚えたという。尊敬する同僚がメンタル不調で退職したこともあり、学校の外から支援する方法を模索し「せんせい市場」の構想をスタートした。

授業準備が可能な時間の例
株式会社せんせい市場 代表取締役 水野孝哉氏

また、水野氏は「先生も子供もワクワクしながら学べる環境をつくる」というビジョンのもと、YouTubeを活用した教育コンテンツの発信や発達障害の子供たちを支援する新しい学習施設の開設に取り組む予定だ。