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親も知りたい!必要な「お金の知識」をママ金融教育家が紹介する書籍が登場
2025年4月18日 17:00
株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenは書籍『母が子に伝えたい大切なお金と社会の話』を2025年4月17日に発売した。著者はママ金融教育家の櫻井かすみ氏。
2022年から高等学校の家庭科に「金融教育」が導入されたが、親世代は金融教育を受けていないため、子供にお金のことをどう伝えればいいか悩む保護者も多い。櫻井氏はファイナンシャルプランナーであり、小学校教諭普通免許状を持つ教育者でもある。多様な働き方を経験した自身の体験をもとに、親子で学べる実用的な金融リテラシーの入門書を執筆した。
同書は、子供の素朴な疑問に「親がどう答えればいいか」という視点で構成。子供に「お給料はいくら?」「おうちにいくらあるの?」「スマホでピッで何でも買えるでしょ?」「お小遣いはどうやって決めるの?」と聞かれた場合でも、日常の中で自然と子供にお金の話ができる知識をまとめている。
前半章では、お年玉の金額や使い道、「使う・ためる・増やす」のポイント、お小遣いといったお金のリアルをピックアップし、保護者の不安や心配をサポート。親が自信を持って子供にお金の話ができるように工夫した。
後半章では、「何で働かないといけないの?」「税金は払わないといけないの?」「お金に強くなるために、今からでもできることは?」など、子供が疑問に持ちやすい項目を通じて、金融リテラシーが身に付く内容を構成している。
同書では、高い給与の仕事をたくさんこなしたり、投資や貯金で資産を増やしたりするのではなく、お金に対する見方や感じ方を変えることを狙いとしている。お金の正しい知識を身に付けることで、限られたお金と上手に向き合えるようになり、仕事や人生で前向きに考えられるようになることを目指すものだ。
著者プロフィール
櫻井かすみ(さくらい かすみ)
「ファイナンシャルプランナー」「小学校教諭普通免許状」を保有。
Voicyパーソナリティ、SNS総フォロワー3.7万人。株式会社トウシナビ代表、投資の学び舎スクールを経営。
大阪府出身、1児の母、法政大学大学院地域創造インスティテュート在学中の社会人大学院生(2025年4月)。「ファイナンシャル・ウェルビーイング向上のための金融教育プログラムと効果測定」を研究テーマとしている。無職、ニート、主婦、パート、派遣社員、国内大手上場企業勤務、外資系企業勤務、個人事業主、経営者と、多様な働き方を経験。
離婚、無職、貯金ゼロ2回、投資詐欺被害3回などお金に振り回されるも、お金の知識を構築し30代で純資産1億円を形成することに成功。初心者から上級者まで幅広く投資を教えてきており、お金の守り方と増やし方を延べ3,000人以上に指導。親子向けのお金の講演や教育イベントにも登壇している。
著書には『投資への不安や抵抗が面白いほど消える本』(Gakken)、女性誌『anan』、『新R25』『朝日小学生新聞』『朝日中高生新聞』『日刊SPA!』、ラジオ日本『きのうの続きのつづき』、東京MX『Powered by TV ~元気ジャパン~』など。
目次
第1章 今すぐどうにかしたい! 「おこづかい」の額・タイミング・管理方法
第2章 これも即解決! 今起きているお金の「使い方」問題
第3章 ホントは母だって教えてほしい……。ネットですぐ買えてキャッシュレスの今。お金との「正しい付き合い方」とは?
第4章 【実践編】親子の絆を深める「お金に強くなるワーク」
第5章 「お金」って、そもそも何者なの? 何と答えるのが正解?
第6章 家庭のお金の流れを知ると生活が変わる!
第7章 「大人になると働かないといけない」ではなく、「働きたい」と思うために知っておきたいこと
第8章 人生の三大支出「住宅費」「教育費」「老後資金」にどう備えるか
第9章 投資で未来は明るくなるの? 誤解だらけの「投資」を正しく理解する
第10章 「お金と夢の羅針盤」 ~成し遂げたいことは何? 未来をどう生きたい?
書誌情報
書名:母が子に伝えたい大切なお金と社会の話
著者:櫻井かすみ
発売日:2025年4月17日
定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
判型:四六判
ページ数:256ページ
ISBN:9784054070387
発行:株式会社Gakken