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Gakken、育児系コミックエッセイ『ウチュージンといっしょ』連載版2巻を配信開始

『ウチュージンといっしょ』【連載版】2巻(高田真弓 著/発行:株式会社Gakken)

株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenは、電子書籍『ウチュージンといっしょ』【連載版】第2巻の配信を開始した。

同作品は、育児応援サイト「こそだてまっぷ」で連載中のコミックエッセイ『ウチュージンといっしょ』の内容を加筆修正して電子書籍化したもの。Kindleストアや楽天Koboなど、各電子書籍プラットホームで配信されている。

同書は、自称“ウチュージン”の小学生「らっきょ」と一緒に暮らす5人家族の物語。3人兄弟の長女であるらっきょは、ある日突然「自分はウチュージンだ」とカミングアウト! 母親のまゆみさんは、らっきょが小さいときから変わっていると感じていた。「夜中に絶叫」「本は逆さに読む」「人の話が聞こえなくなる」など、今までの不可解な行動は宇宙人だったからなのか……。

登場人物

らっきょは、受給者証を取得して小学校の通級学級に在籍しつつ、週1回は校内の特別支援学級に通い、週3回は放課後等デイサービスを利用している。同書では、らっきょが「地球の作法を学ぶ様子」を通して、育児の「あるある」エピソードを著者の高田真弓氏がユーモラスなイラストで紹介する。

第2巻では、らっきょが学校に登校するエピソードを掲載。まゆみさんは、子育ての大変さを日々感じながら「自分も定型発達でないから子育てが大変なんだ」と気付き、妙に納得、そして少し絶望……。学校に行くことは、らっきょだけではなくて「自分の2度目の練習でもある」として、自分の特性を振り返る。

「学校に行く」は親の人生2度目の試練!?

足し算や引き算に取り組むらっきょだが、「式って何?」とまゆみさんに問いかけ。思わぬ難問にどう説明すればいいか考えこんだり、見えている数字を脈絡なく組み合わせて計算するらっきょの様子も描かれている。

むむっ! それは難問だなぁ~

同書は、言い出したら聞かないらっきょが、カタカナの書き取りで「この方がかっこいい!」と自分流にアレンジした文字を書いたり、漢字のプリントを逆にして「これで合ってる?」と確かめたりする様子など、クスッと笑えるエピソードや少しホロリとするエピソードを15話収録した。

かっこいいのがイイ!!/【宿題終わった!!】と、見せてきた漢字の珍回答がさいこ~♪

著者プロフィール

高田真弓(たかだ まゆみ)
イラストレーター。子供が大嫌いだったのに36歳で慌てて一人産んだら、かわいすぎて立て続けにもう二人産んじゃうほどに計画性はゼロ。片付けと洗濯物が超苦手。料理と亀が好き。あだ名は「カメコ」。インスタグラムでは、家族がまんべんなく登場する漫画を描いている。

書誌情報

書名:『ウチュージンといっしょ』【連載版】2巻
著者:高田真弓 著
希望小売価格:385円(税込)
発売日:2024年10月20日
ページ数:27ページ
発行:株式会社Gakken

©Mayumi Takada 2024