ニュース

天体望遠鏡と書籍がセットに、「学研の科学」の宇宙観測キットが登場

『学研の科学 天体望遠鏡 〜宇宙観測 超入門キット〜』(編:学研の科学編集部/発行:株式会社Gakken)

 株式会社Gakkenは、学習雑誌「学研の科学」の復刊第7弾『天体望遠鏡 ~宇宙観測 超入門キット~』を12月5日に発売した。天体望遠鏡と観測ガイドなどがセットになったもので、価格は4,950円(税込)。対象年齢は6歳から大人まで。

 セットの天体望遠鏡「G-Telescope」は、全長46cm、直径6cmで、対物レンズに46mmの光学ガラス製のアクロマートレンズを採用、色にじみが少なく、クリアーに観察できるという。接眼レンズは光学ガラス製の差込口31.7mmの15倍と45倍の2つが付属。スマートフォンでの撮影を補助するガイドリングも付属する。

天体望遠鏡「G-Telescope」

 これによって月のクレーターや土星の環、木星とその衛星(ガリレオ衛星)、はくちょう座のアルビレオ(二重星)などを観察可能だとしている。なお、観測には別途三脚が必要で、セットには含まれない。

土星の環
木星とその衛星(ガリレオ衛星)、はくちょう座のアルビレオ(二重星)などが観察可能
スマートフォンでの撮影を補助するガイドリングが付属

 観測ガイドは76ページのボリュームで、天体観測を楽しむためのポイントをじっくり紹介、天体望遠鏡で実際に観察した「月の海」やクレーターの名前を確認することにも活用できる。同志社大学ハリス理化学研究所助教 桝 太一氏の取材記事、「うえたに夫婦」による連載科学まんが、AR三兄弟のAR宇宙地図アプリ、記事連動の動画もある。

観測ガイド

 身の回りの疑問などをわかりやすく解説する学習まんが「ひみつシリーズ」から、『星と星座のひみつ』が別冊としてセットとなっており、春夏秋冬のそれぞれの季節に観察できる代表的な星座について解説する。

ひみつシリーズの学習まんが『星と星座のひみつ』

 なお、学研の科学の復刊は2022年7月の『学研の科学 水素エネルギーロケット』に始まって今回が7弾目、これまで、「大図鑑プロジェクター」「万能顕微鏡と標本作成キット」「空飛ぶクルマ」「ときめく実験鉱物と岩石標本」「古代生物カブトエビの世界」といった書籍を復刊している。

学研の科学の復刊は2022年7月の『学研の科学 水素エネルギーロケット』から

書誌情報

書名:『学研の科学 天体望遠鏡 〜宇宙観測 超入門キット〜』
編:学研の科学編集部
定価:4,950円(本体4,500円+税10%)
発売日:2024年12月5日
判型:A4変型判
ページ数:76ページ(本誌)
ISBN:9784057509273
発行:株式会社Gakken