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水素ロケットで実験王になろう!学研が「実験のやり方シート」などを無料公開
2025年7月18日 14:10
株式会社 Gakkenは、7月1日(火)から8月31日(日)まで無料オンラインプログラム「おうち実験メガ盛り夏まつり」のイベントサイトを公開しているが、7月17日(木)に自由研究お助けコンテンツを追加公開した。無料で閲覧できるコンテンツで、同社の実験キット付き書籍『学研の科学』に関連した内容となる。
◎水素エネルギーロケット……… データを集めて月面着陸実験
◎大図鑑プロジェクター………… ほんとのおおきさ図鑑
◎万能顕微鏡と標本作成キット… ミクロの結晶比べ
◎空飛ぶクルマ…………………… 空飛ぶクルマを大改造
◎ときめく実験鉱物と岩石標本… 鉱物・岩石の硬さ調べ
◎古代生物カブトエビの世界…… カブトエビとことん研究
◎天体望遠鏡……………………… 月の観測・スケッチ
自由研究お助けコンテンツは「学研の科学で自由研究」と題し、実験キットつき書籍『学研の科学』のオンラインコミュニティ「あそぶんだ研究所」にて公開。『学研の科学』の既刊本7点について、自由研究向けの「実験のやり方シート」や「まとめ方実例レポート」をPDF形式でダウンロードできる。また、実験の動画なども掲載し、実験をよりやりやすくしたり、自由研究を提出できるようサポートしている。
例えば、学研の科学の「大図鑑プロジェクター」は実物大で生き物を映したり、リアルな星座を投影したりできるプロジェクター。サイトでは、実物大に投影した生き物を模造紙に書き写してつくる「ほんとの大きさ図鑑」の作成手順を動画やシートで紹介している。
また、「水素エネルギーロケット」は電池を使わずに手回しで発電した電気を使い、水からつくった水素を爆発させて飛ばすロケット。サイトでは水素量、発射角度ごとの飛んだ距離を記録できるシートなどのコンテンツを掲載し、水素をテーマとした実験が可能。もちろん安全に配慮した実験となっている。
サイトでは、学研の科学を使った自由研究のほか、身近なものを使った実験「おうちワークショップ」を毎週開催するほか、8月7日(木)には宇宙のスペシャリストである国立天文台の縣 秀彦(あがた ひでひこ)氏が紹介する「夏のおすすめ星空観察ガイド」など、参加無料のYouTubeライブ配信も提供予定だ。