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AI時代に必要な「ゼロイチ力」の育て方がわかる新刊が登場

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンが、『好奇心でゼロからイチを生み出す「なぜ? どうして?」の伸ばし方』(小宮山利恵子著)を2025年5月24日に発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、書籍『好奇心でゼロからイチを生み出す「なぜ? どうして?」の伸ばし方』を2025年5月24日に発売した。

著者は、株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所所長で、東京学芸大学大学院教育学研究科教授の小宮山利恵子氏である。同書は、AIで何でもできる時代で子供たちに必要な力は「ゼロからイチを生み出す力」、いわゆる「ゼロイチ力」と提唱。この力はアントレプレナーシップ(起業家精神)から生まれるもので、どんな職業にも役立つ汎用的な能力であるという。

正解を覚える学習が通用しない時代には、「ゼロ(0)からイチ(1)を生み出す力=ゼロイチ力」が必要であると提唱

同書では、子供自身の好奇心がゼロイチ力の土台となることを説明。「なぜ?」「どうして?」という問いを自ら立てて考えることで、課題発見から解決に至る過程を学び、新たな価値を創出する力が育まれるとした。宇宙飛行士の山崎直子氏は、「『子供の "好き" を伸ばしてゼロイチカを育てる』という同書のメッセージに心から共感する」と推薦のメッセージを寄せている。

子供の好奇心と可能性を伸ばす親の関わり方を紹介

AI×教育分野で活躍し、アントレプレナーシップ教育にも携わる小宮山氏は、エビデンスを元にゼロイチ力の重要性と育て方を紹介。「山の達人チャレンジキャンプ」「『好き!』を見つけるワクワク旅行」など、家庭で実践できるプログラム例のほか、親の先回りをやめるコツなど、忙しい親でも取り入れやすい具体的な方法を提案している。

「山の達人チャレンジキャンプ」「『好き!』を見つけるワクワク旅行」といった実践例を提案

ほかにも、子供の興味関心を引き出すためのコツを掲載し、子供の判型5メートルの気付きを引き出すワークシートを用意。「全国アントレ教育プログラムリスト」や「おすすめ工場見学リスト」などのダウンロード特典も利用できる。

子供の「判型5メートルの気付きを引き出す」ワークシート付き

さらに、2025年6月1日(日)までに同書を購入し、6月2日(月)の15時までに申し込んだ読者には、小宮山氏の特別インタビュー動画が提供されるキャンペーンも実施中だ。

著者プロフィール

小宮山利恵子(こみやま りえこ)
株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所所長
東京学芸大学大学院教育学研究科教授
1977年東京生まれ。衆議院、ベネッセなどを経て2015年よりリクルートにて現職

ICT教育領域のほか、五感を使った学びやアントレプレナーシップ(起業家精神)教育について幅広く活動。ANA「旅と学びの協議会」代表理事。

キャンプインストラクター、小型船舶1級免許、狩猟免許、AOWダイビングライセンス、国内A級自動車競技ライセンス、唎酒師、寿司職人(修了証)、お肉検定1級、オイスターマイスターなど多数の資格を取得。教育分野を軸にしながらも、さまざまな分野に興味を持ち、実際に体験することを大切にしている。

著書に『教育Alが変える21世紀の学び』(共著 北大路書房)、『新時代の学び戦略』(共著 産経新聞出版)、『レアカで生きる「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣』(KADOKAWA)など。旱稲田大学大学院修了。

目次

はじめに 変化の多い時代に、親は子どもに何ができるのか?
第1章 未来をつくる子どもたちに必要な「教育のアップデート」
第2章 変化の時代を生きる力となる「アントレプレナーシップ」
第3章 「ゼロイチ力」を育てるアントレ教育プログラムの事例
第4章 子どもに与えたいゼロイチを生み出す5つの力
第5章 ゼロイチ力を育てる「おうちアントレ教育プロジェクト
第6章 親も「ゼロイチ」で子どもの可能性を広げよう
おわりに 親と子どもがともに育つ未来へ
参考文献
購入者限定特典

書誌情報

書名:好奇心でゼロからイチを生み出す「なぜ? どうして?」の伸ばし方
著者:小宮山利恵子
発売日:2025年5月24日
定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
判型:四六判
ページ数:256ページ
ISBN:9784799331507
発行:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン