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記録管理システム「すくすく」、特別支援学級と通級指導教室に対応
2026年5月29日 10:30
相思創造研究所株式会社は、特別支援学校向け統合支援クラウドシステム「すくすく」の対応範囲を特別支援学級と通級指導教室に拡大すると発表した。
すくすくは、児童生徒のコミュニケーション特性や学習スタイルなどを可視化して記録・管理し、支援の引き継ぎをしやすくするクラウドサービスである。これまで特別支援学校に提供してきたサービスを特別支援学級と通級指導教室にも広げ、順次提供を開始するという。
文部科学省の調査では、通級による指導を受ける児童生徒は全国で約19.5万人で、過去10年で3倍以上に増えている。
相思創造研究所では、在籍学級の担任と通級指導の担当教員との間で、紙や口頭での引き継ぎに頼る場面があり、情報が分断しやすいことを課題視している。また、教育支援計画や指導計画の作成、進学・転学時の記録共有、保護者や医療・福祉機関との連絡も現場の負担になっているという。
すくすくでは、児童生徒一人につき1つの「個性プロフィール」を用意。在籍学級の担任と特別支援学級の担任、通級指導を担当する教員が、権限に応じて情報を共有できる。「在籍校で見せる顔」と「通級指導教室で見せる顔」の双方を統合し、児童生徒の全体像を把握することが可能だ。
特別支援学級・通級指導教室で必須とされる「個別の指導計画」「自立活動の指導記録」のフォーマットに対応しており、AIによる記録文の下書き作成によって、教員の文書作成の負担を軽減する。複数校を担当する通級指導教員向けには、マルチ校横断ダッシュボードを提供。校務系ネットワーク統合(クラウド活用)環境に対応し、巡回先からセキュアにアクセスできる。
通級利用児童の多くが通常学級に在籍するという点を踏まえ、通常学級担任に対しては必要最小限の情報のみ可視化する権限設計を採用。医療情報・診断名などの個人情報は厳格なアクセス制限を適用する。
相思創造研究所は、全国の特別支援学校、特別支援学級と通級指導教室を持つ小中学校、教育委員会に向けて、無料のオンラインデモ環境を提供する。代表取締役の杉森由政氏によると、これまでデモ環境を利用した教員や教育委員会から「同じ仕組みを特別支援学級でも使えないか」「通級指導教室の記録こそデジタル化が必要だ」といった声が多く寄せられたという。
杉森氏は、「一人ひとりの個性は、在籍校と通級先の両方で見てこそ、初めて立体的に理解できる」とコメント。学びの場が変わっても、子供たちの「個性」を継続的に支える共通基盤を構築する考えを示した。





















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