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特別支援学校の保護者向けアプリ「すくすく」、相思創造研究所が提供開始
2026年4月27日 17:00
相思創造研究所株式会社は、特別支援学校向け統合支援クラウドシステム「すくすく(eポートフォリオ)」の保護者向けスマートフォンアプリについて、App StoreとGoogle Playで提供を開始した。
同アプリは、学校からのお知らせの受け取り、欠席連絡、児童生徒の日々の様子の確認、個性プロフィール(eポートフォリオ)の閲覧や共同編集をスマートフォンから行えるようにするものだ。利用には、児童生徒が在籍する学校が「すくすく」を導入している必要があり、アカウントの発行は在籍校を通じて行う。
特別支援教育の現場では、学校・家庭・医療・福祉が連携し、支援を途切れさせないことが求められている。一方、紙の連絡帳では緊急時の連絡や写真の共有が難しく、情報の伝達に時間がかかる課題があった。また、朝の時間帯に欠席や遅刻の電話が学校窓口に集中し、保護者と教員の双方の負担になることも課題として挙げられている。
「すくすく(保護者アプリ)」には、ホーム、連絡帳、日々の記録、個性プロフィール、通知機能、オフライン対応の機能がある。ホームでは児童生徒の様子や学校からのお知らせを1画面で確認できるほか、連絡帳では学校との双方向メッセージのやりとりや、写真とコメントによる日々の様子の共有、既読確認が可能だ。
個性プロフィール(eポートフォリオ)では、基本情報やコミュニケーション特性、学習スタイル、感覚特性、行動特性などを保護者も編集・追記できる。医療的配慮事項や障害情報の管理にも対応し、学校・医療・福祉機関との安全な共有を想定。進学や転校時のデータの持ち運びにも対応するという。
技術面では、通信経路と保管時のデータを暗号化し、多要素認証にも対応。アクセシビリティでは、WCAG 2.1 レベルAAに準拠し、文字サイズやコントラストの調整に対応する。同社によると、個人情報保護法と文部科学省の教育情報セキュリティポリシーにも準拠するとしている。
相思創造研究所 代表取締役の杉森由政氏は、「『すくすく』を開発する原点には、特別支援教育の現場で繰り返し耳にした『うちの子のことを、もっと多くの人に正しく理解してほしい』という保護者の切実な願いがあった」という。
杉森氏は、学校で見せる顔、家庭で見せる顔の両方が子供の個性で、どちらの記録も残すことで、未来へつないでいくための第一歩となり、保護者の日々の気付きが子供の可能性を広げる「共通言語」となるとコメントしている。




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