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クラウドで「個別支援計画書」を作成可能、療育現場の業務負担を軽減

VISH株式会社が、児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」に「個別支援計画書機能」をリリース

VISH株式会社は、同社のクラウドサービス「コノベル」に療育施設向けの新機能「個別支援計画書機能」を追加したと2025年4月2日に発表した。児童発達支援や放課後等デイサービスの現場において、子供たちへの支援目標や内容を記録・管理する計画書をクラウド上で作成できるようになる。

個別支援計画書は、療育を必要とする子供一人ひとりの特性や能力、環境、日常生活全般の状況に応じた支援内容を定めた重要な記録で、子供の支援目標や内容を明確にするために療育の事業所などで作成する計画書を指す。

しかし、計画書の様式や対応がそれぞれの自治体や各施設で異なるため、療育現場では手書きやExcelなどで計画書を作成することが多く、作成の煩雑さや管理負担の増加が課題となっていたという。

同社が追加した個別支援計画書機能では、「アセスメント」「個別支援計画の原案作成」「担当者(支援)会議」「モニタリング」など、個別支援計画の作成フローに沿って一連の流れを直感的に操作できる。また、2024年4月の法改正によって記載が必要となる、支援内容の項目に記載する5領域にも対応した。

個別支援計画書機能の利用イメージ

作成した個別支援計画をアプリで共有し、保護者が計画内容の確認や振り返りをすることもできる。自治体によってデジタル承認の対応可否は異なるが、保護者が個別支援計画をアプリ上で承認することも可能だ。

アプリで個別支援計画書を確認できる(イメージ)

また、アセスメントが未実施の利用者や計画書の未作成、更新が必要な計画書について管理画面にアラートを通知するため、作成漏れや更新漏れを軽減できる。

コノベルは、2023年9月から無償で利用できる「スマイルプラン」を展開しており、2025年4月1日時点で800以上の療育施設が利用している。同社は、今後もコノベルを通じて、障がいの有無に関わらず誰一人取り残さないサービスの提供に取り組む方針だという。