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業務時間を年間240時間削減も、児発・放デイ向け「コノベル」が1000施設導入を達成

VISH株式会社が、同社が開発・提供しているクラウドサービス「コノベル」について、累計1000施設への導入達成を発表

VISH株式会社は、同社が児童発達支援・放課後等デイサービス向けに開発・提供をしているクラウドサービス「コノベル」が、全国で累計1000施設に導入されたと発表した。

コノベルは、障がい児福祉分野で働く職員や療育事業所に携わる職員の業務負担を軽減し、保護者との情報共有を円滑にすることを目的としたクラウドサービスだ。

利用施設からは、業務の簡略化による時間短縮のほか、紙からデジタルへの移行による作業効率の向上が評価されている。北海道札幌市の愛里園では、利用申請と実績記録票がシステム化できることからコノベルを導入。紙で行っていた実績記録票の作成が自動化され、作業時間が大幅に削減された。

愛里園でコノベルを利用している様子

広島県福山市のサンクス運動療育クラブでは、連絡帳やおたよりの配信など、情報伝達がスムーズになったと報告。職員は「印刷コストの削減につながったほか、情報伝達の速さもアプリならではのメリット」と語っている。

また、京都市のサポートセンター夢小路では、これまでFAXで行っていた利用申請受付をコノベルで行うことで、職員と保護者双方の負担が軽減。保護者からは「いつでも申請や連絡ができるて助かる」という声が寄せられているという。

コノベルには、保護者との連絡機能や実績記録、個別支援計画の作成といった多様な機能があり、最大で年間240時間の業務時間を削減した事例もある。画面設計は直感的に操作できるよう工夫されており、デジタルに不慣れな人でも扱いやすいのが特徴。基本機能を無料で提供する「スマイルプラン」もあり、費用の負担なく試すことが可能だ。