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子供の発達段階や特性に合わせた教材を体験、「できるびよりフェスタ2025」を3月9日に開催
2025年1月24日 15:30
子供の学習支援教材を展開する「できるびより」(株式会社オフィスサニー)は、子供の発達支援をテーマに、保護者や教育・療育関係者が最新の情報やサポート方法を学んで交流する機会を提供する「できるびよりフェスタ2025」を開催する。
テーマは「「できた!」につながるヒントをみつけよう!」。これまで全国各地で開催してきた「支援教材・グッズ体験会」の拡大版として、子供の発達に関わるセミナーも開催、遊べて学べるイベントとして実施する。
日時は3月9日(日)の10時から16時。会場は東京都立産業貿易センター浜松町館 4階 展示室北(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)。
セミナーや一部のワークショップ以外は入場無料で、事前予約は不要。セミナーの参加には、事前予約が必要となる。イベントの概要は以下の通り。
1. できるびより支援教材・グッズ体験会(無料)
書くのが苦手な子供向けの「握りやすいえんぴつ」や、読むのが苦手な子供向けの「リーディングルーラー」、準備が苦手な子供向けの「忘れものチェッカー」など、子供の発達段階や特性に合わせた教材や製品を触って体験できる。
2. できるびよりセミナー(有料、事前申し込み制)
保護者や教育・療育関係者に向けたセミナーが2件開かれる。
セミナー①は、東恩納拓也氏(作業療法士/東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科助教)による「もしかしてDCD? 運動の不器用さがある子の理解と支援」。学齢期の子供の約5〜6%に見られるとされる神経発達症「DCD(発達性運動協調症)」への正しい理解とその具体的な支援法について学ぶ。
時間は10時30分から12時で、受講料は3,300円(税込)。申し込みはセミナーのページから
セミナー②は、りっきーさん(モンテッソーリ教師/保育士/保護者)による「発達が気になる小学生の学校生活とおうち学習」。Instagramのフォロワー数が4.3万人で、発達障がいのある小学生の子供を育てる現役ママ・りっきーさんが、発達が気になる子供が小学校6年間によく直面する悩みに関する支援法と、その背景を語る。
時間は14時30分から16時で、受講料は3,300円(税込)。申し込みはセミナーのページから
3. できるびより研修会(無料、申込不要)
できるびより研修会「読み書き支援教材の必要性と具体的な活用法~できるびより教材をうまく活用しよう!~」も開催される。
「どうしてみんなと同じ教材では読み書きを習得できないのか?」というテーマから、支援教材の必要性や具体的な活用法について、子供発達専門の作業療法士である佐藤 匠氏(作業療法士/済生会小樽病院・みどりの里)が解説する。
4. ワークショップ(無料、一部材料費あり)
子供が参加できるワークショップも3種類開催される。
ワークショップ①は、「ミチムラ式漢字学習法」開発者・道村静江氏による「ミチムラ式漢字カード」の使い方ワークショップ「漢字の読み方・書き方を唱えて覚えよう!」。
子供の学年に応じて、低学年の漢字編(11時から11時50分)、中学年の漢字編(14時から14時50分)、高学年の漢字編(15時から15時50分)の3回を実施。参加費は無料で、申し込みや筆記用具の準備は不要だ。
ワークショップ②は、塗り絵の輪郭に凹凸がある「凹凸ぬりえ」のワークショップ。電車を好きな色に塗って切り貼りすることで、みんなで作品を長くつなげて遊ぶ。講師は、たまお氏(美術科教員/公認心理士)と、ふせゆみ氏(イラストレーター/デザイナー)。
時間は10時30分から16時。参加無料で申込不要。色鉛筆とハサミの用意あり。
ワークショップ③は、昔懐かしい「チェーンリング」のワークショップ。自分だけのオリジナルアクセサリーを作ることで、手指の力や目で見る力を育てられる。
時間は14時から16時。材料費200円が必要で、申し込みは不要。作品は持ち帰れることができる。
できるびよりでは、2023年7月より全国50カ所で【できるびより支援教材・グッズ体験会】を開催。延べ3,000人が来場し、好評を得ているという。