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チエル、協働学習支援ツール「InterCLASS Advance」に他者参照機能を搭載

チエル株式会社が、協働学習支援ツール「InterCLASS Advance」および「InterCLASS Advance Light」をVer.1.2にバージョンアップ

チエル株式会社は、協働学習支援ツール「InterCLASS Advance」と「InterCLASS Advance Light」をVer.1.2にバージョンアップすると2025年2月4日に発表した。

学校現場では一人一台端末による学びが定着しつつあるが、児童生徒の学び合いの機会の不足や端末のトラブルによる授業の中断といった課題もある。これらを解決するため、今回のバージョンアップでは学びの過程を共有する新機能を搭載し、Google Workspace for Educationとの連携強化を行った。

主なバージョンアップ内容として、学習者同士がどのようなWebサイトを閲覧しているかを参照可能とする「他者参照」機能を搭載した。これにより、学びの過程を共有することが可能となり、個別最適な学びと協働的な学びを促進できる。

学習者が閲覧するWebサイトを参照できる

さらに、学習者の端末画面をリアルタイムで確認できる「モニタリング」機能を強化し、各端末のバッテリー残量やネットワークの通信状態がアイコンで表示されるようにした。同機能を利用することで、バッテリー残量低下やネットワーク接続不良による授業の中断を防止し、学習者が授業に集中できる環境づくりと円滑な授業運営が可能となる。

各端末のバッテリー残量やネットワークの通信状態をアイコンで表示

「InterCLASS Advance」と「InterCLASS Advance Light」は、Google Classroomとシームレスに連携し、クラスや学習者情報を簡単に同期可能だ。今回のバージョンアップにより、Google Classroom上のクラスからワンクリックで「InterCLASS Advance / Advance Light」のクラスを開始できるようになり、操作性が大幅に向上したという。

Google Classroomのクラスからワンクリックで「InterCLASS Advance / Advance Light」のクラスを開始できる