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チエル、クラウド型授業支援システム「CaLabo Cloud」をリリース
2025年3月5日 06:30
チエル株式会社は、クラウド型授業支援システム「CaLabo Cloud」をリリースすることを2025年3月4日に発表した。
「CaLabo(キャラボ)」シリーズは、全国1,300校以上の学校が導入している授業支援システム。CaLabo Cloudは、BYOD対応のオンライン授業支援システム「CaLabo Online」をリニューアルしたもので、高校や大学などにおけるクラウドベースの授業支援機能を提供する。
従来のCaLabo Onlineでは、専用のエージェントプログラムが必要で、セットアップや初回利用までのハードルが高かった。CaLabo Cloudは、エージェントレス化を実現し、学習者モニターやURL一斉送信、メッセージ送信、グループ会話、インカムといった機能を活用するために必要だったエージェントのインストール作業の負担が大幅に削減される。
また、CaLabo Cloudは、学習用プラットフォームを外部のツールと連携し、各種データの参照を可能とする学習管理システム「Moodle」からクラス情報や履修者情報を取り込むことで、教員はクラス設定の手間を省くことができる。また、Moodleからのシングルサインオン(SSO)機能により、複数システムへのログインが不要となり、学生がスムーズに授業に参加可能だ。
CaLabo Cloudで作成したアンケートや小テストなどの課題はMoodleから直接起動できるため、教員がMoodleを介して課題の配信を一元的に行うことが可能となり、学習管理の効率化を図ることができるという。