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YEデジタルの学校ネット管理装置、バッファローのWi-Fi 6E対応APとの連携機能を提供

バッファローのWi-Fi 6E対応アクセスポイントと連携し、稼働状態の監視やファームウェアの一括適用が可能に

 株式会社YE DIGITALは、同社が提供する学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」において、株式会社バッファローのWi-Fi 6E対応アクセスポイント「WAPM-AXETR」を管理する機能を提供開始した。NetSHAKERから一括して設定が可能になり、学校ネットワーク環境の強化に寄与するという。

 NetSHAKERの無線アクセスポイント管理機能は、各アクセスポイントの稼働状況をリアルタイムで監視し、トラブルを早期発見できるだけでなく無線LANの設定を一括で行うことができる。さらに、アクセスポイントのファームウェアを一括更新することも可能。

 これまで、NetSHAKER W-NACに対応する無線アクセスポイントにはフルノシステムズ、サイレックス・テクノロジー、ヤマハ、コンテックなどの製品がある。今回対応するバッファローの「WAPM-AXETR」は法人向けの無線アクセスポイントで、合計最大768台の端末が同時接続可能。Wi-Fi 6Eに対応することで、6GHz帯において最高2401Mbpsで通信が可能になっている。

 NEXT GIGAを進めている文部科学省では、学校のネットワークについて通信速度などでスペック不足が見られることから、学校に対して快適なICT環境を整備するよう求めている。

文部科学省が考える学校のネットワークの現状

 YE DIGITALでは、学校におけるネットワーク環境の整備の一環として、今回のWi-Fi 6E対応の無線アクセスポイントとの連携のように各社のアクセスポイントとの連携を進め、教育現場におけるICTの活用を支援するという。