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フルノシステムズ、Wi-Fi 7対応無線LANアクセスポイント「ACERA EW750」を7月に発売
2025年4月24日 17:00
株式会社フルノシステムズは、「Wi-Fi 7（IEEE802.11be）」に対応した新製品「ACERA EW750」を開発したと発表した。発売は2025年7月を予定しており、同社の主力シリーズ「ACERA（アセラ）」のスタンダードモデルとして展開する。
ACERA EW750は、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯を同時に使用可能で、理論上の最大伝送速度は9,335Mbpsに達する。Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1310」のスループット最大理論値との比較では、データ処理能力が約5.3倍に向上する見込みで、多台数接続時の安定性と高速性を両立。
なお、上位機種のACERA EW770との主な違いは最大伝送速度で、ACERA EW770は最大17,982Mbps（理論値）の超高速通信を実現している。
有線LANでは、10Gbpsの高速通信を実現する「10ギガビット・イーサネット」に対応。給電規格はIEEE802.3bt（PoE++）を採用し、省電力モードではIEEE802.3at（PoE+）にも対応する。
また、学校や公共施設での通信品質向上を目的とした設計としており、－10℃から＋55℃の環境下でも安定通信を提供。発熱対策として機器本体の面積を広げつつ、設置時の圧迫感を軽減する薄さ39mmの薄型構造とした。
同社の無線ネットワーク管理システム「UNIFAS（ユニファス）3.60」による一元管理も可能で、学校などのICT環境整備において効率的なネットワーク運用を実現できるという。