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河合塾、高校向けキャリア教育プログラム『ミライの選択』改訂第4版を刊行

学校法人河合塾が、高等学校・中高一貫校を対象としたキャリア教育プログラム『ミライの選択』改訂第4版を刊行(出典:学校法人河合塾、以下同じく)

学校法人河合塾は、全国の高等学校・中高一貫校を対象としたキャリア教育プログラム『ミライの選択』改訂第4版を2026年3月1日に刊行すると発表した。

同プログラムは、生徒用テキストと教員用指導ツール、授業用スライドがセットになっている。総合的な探究の時間やキャリア教育、LHRなど、学校の行事や時間割に合わせて柔軟に利用可能だ。

テキストは6つのセクションとなっており、詳細な解説をもとに意思決定や進路選択の方法を学び、全31のワークを通じて進路の判断基準や自分の価値観を探ることが可能。学問や職業の理解を深め、評価・検証・対話を経て、今後の具体的な行動を考えることができる。

プログラムの基本構成

今回の改訂では、教員から寄せられた「進学にとどまらない多様な進路選択に対応するコンテンツがほしい」「『総合的な探究の時間』の授業プログラムとして活用しやすい教材にしてほしい」との声を反映。就職や専門学校など多様な進路に対応できるよう、「職業を考えるワーク」を追加した。

職業の視野を広げるワークや、「食と農」からキャリアを考えるワークなどを用意

また、急速な拡大を見せる総合型選抜・学校推薦型選抜を見据え、「組み立てを学ぶ」「読んでみる」「書いてみる」の3ステップで志望理由書の書き方を学べるワークを「SECTION α(アルファ)」として新たに導入した。

「組み立てを学ぶ」「読んでみる」「書いてみる」の3ステップで志望理由書の書き方を学べる

なお、全31のワークを見開きで完結するワークブック形式に変更。ワークを見開きに収めたことで、学校の狙いや授業コマ数に応じ、教員が必要なワークを組み合わせやすい。生徒はワークブックに直接書き込むことで、自分だけの進路整理ログノートとしても活用できる。

ワークを見開き完結として、各ワークの補助となる「練習」も新設

教員用ガイドブックについては、授業案や各ワークの指導ポイントを強化したほか、各セクションの冒頭に、授業の見通しに役立つガイドを掲載。ワークごとの授業ガイドでは、生徒が取り組む各ワークの詳細な解説に加え、想定時間や指導上の留意点など、授業進行に必要な情報を掲載した。

教員用ガイドに全ワークの授業ガイドを掲載
前版に続き、教員用のスクリプトを掲載した授業用スライドも用意

河合塾が大学生に実施したアンケートによると、中高生の間に「意思決定の方法」を学んだことがあると答えた人は13%だった。同プログラムでは、ワークを通じて自分の価値観や判断基準を掘り下げ、意思決定の方法を身に付けることで、高校生が主体的に進路選択を行えるよう支援するという。

生徒用テキストの仕様は、B5判/88ページで、教員用ガイドブックがA4判/104ページ。生徒用テキストの価格は1,320円(税込)で、希望校には50分のオンラインワークショップも有料で提供する。

テキスト項目一覧(改訂版変更点まとめ)