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河合塾、大学や自治体が開催する130以上の「学問体験イベント」を紹介
2025年7月17日 12:25
学校法人河合塾は、全国の大学や自治体が開催する学問体験イベントを大学入試情報サイト「Kei-Net」で公開した。
Kei-Netでは、小学生・中学生・高校生を対象にした「学問体験イベント」「大学の学びに触れられる講座・ワークショップ」など、130件以上のイベント情報をまとめて紹介。これらのイベントには、数学や科学、デザイン、英語などさまざまなテーマが設定されている。
少子化の影響で大学入試の競争は緩やかになっており、進学先の選択が「行ける大学」から「行きたい大学」へと変化している。児童生徒が自分の興味関心に合わせた進路を考えるうえで、こうした体験型イベントが有効な手段になるとして、河合塾は情報発信を強化した。
また、夏のお出かけとしてはもちろん、小学生・中学生にとっては夏休みの自由研究として、高校生にとっては「総合的な探究の時間」で求められる探究活動のヒントを得る場としても活用が可能。大学の教員や学生と出会い、学びの世界に触れることで、児童生徒の興味や探究心を引き出すきっかけになるとしている。
代表的なイベントには、東京都で行われる「令和7年度文部科学省こども霞が関見学デー」や、愛知県の名古屋大学による「女子中高生理系進学セミナー」、大阪府の大阪大学が実施する「高校生のための『フューチャー・デザインワークショップ〜持続可能な社会を考える〜』」などがある。
7月15日時点では、全国50以上の大学や自治体・団体が主催する133件のイベントを掲載しており、7月から8月に数多く開催されるイベントを紹介。今後もイベントの追加・更新を行い、9月以降に開催されるイベントも随時追加するという。