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MDMの「mobiconnect」に端末稼働集計機能を実装、端末検索機能も充実

インヴェンティット株式会社がMDMソリューション「mobiconnect」のバージョンアップを発表

 インヴェンティット株式会社は、同社のMDMソリューション「mobiconnect」のバージョンアップを発表、新機能として端末稼働状況を把握できる機能を搭載するほか、端末検索機能を強化した。

 新しいバージョンは「Ver.31.16」。追加された端末の稼働状況の把握機能は、GIGA第2期の学習用コンピューターで要求される「端末の稼働状況を把握できる機能」に該当する。

 同社では、地域によってICT活用に差がある現状を踏まえ、同機能について「場所によって格差がなく、ICT機器が意味を発揮する形での運用を模索するフェーズに来ている」と指摘、地域や学校で格差なく利用するために必要な機能と位置付けている。

都道府県別の授業にICTを活用して指導する能力(文部科学省調査)

 さらに、mobiconnectでは、この機能をさらに発展させ「端末の稼働状況を日次で取得・集計する機能」と「管理画面の機能」も実装した。

 また、端末検索機能の強化策として「ルックアップ検索」「バッテリー残量での検索」を追加した。例えば、充電コネクターが差されていない端末を見つけやすくなるなど、目的の端末をよりスムーズに発見できるようになる。

 さらに、MDMの端末管理機能に「Google Playストアのアカウント制御機能」も追加した。デバイス利用時に[アカウントの追加/削除]の項目を「制限する」で設定した場合でもGmailやGoogleマップなどのサインインが可能になるという。