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MDMのmobiconnect、端末検索機能を強化した新バージョンをリリース

管理者の稼働を削減する新機能を搭載

mobiconnectが最新バージョン(Ver.31.15)をリリース

インヴェンティット株式会社は、2024年6月30日にMDMソリューション「mobiconnect」の最新バージョン(Ver.31.15)をリリースした。同バージョンでは、大規模ユーザー向けの管理効率化と管理者の負担軽減を実現する新機能を搭載している。また、Androidデバイスでの活用を効率化する為の機能も実装した。

GIGA第2期に向け、文部科学省が2024年4月に改訂した「GIGAスクール構想の実現 学習者用コンピュータの調達等ガイドライン」には、最低スペック基準を満たすために整備が必要なもの」として、デバイス管理機能(MDM)が記載されている。同社は、教育現場における人手不足を解消するべく、管理者の工数削減と作業効率化が急務であるとして、新機能のリリースに至った。

新機能の内容は、下記の通り。

●管理者の作業負担を大幅に軽減

デバイス検索機能を強化。これにより、管理者は迅速かつ正確に必要なデバイスを見つけることが可能になった。従来は多くの時間を要していたデバイスの特定作業が効率化され、管理者の稼働時間を大幅に削減することが見込まれる。

デバイス検索機能を強化

●デバイス管理の効率化

アプリのインストールやデバイスの機能制限設定などに関する管理業務を効率化。セキュリティ設定の変更も一括で可能となった。

アプリのインストールやデバイスの機能制限設定を効率化

●多岐にわたる端末活用の強化

Androidデバイスで使用するブラウザのショートカット(ウェブアプリ)を作成・配信する機能を追加。指定したアプリ以外をデバイス側できない状態にする「キオスクモード」と組み合わせることで、不適切なサイトへのアクセス防止など、さまざまなシーンで効果的に活用できる。

mobiconnectは、遠隔でアプリの配信や設定変更ができるほか、端末紛失時には位置情報取得・ロック・データ消去も可能で、管理コストを抑えて効率良く運用できるという。教育機関向けには、 mobiconnect for Educationを提供している。