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端末の利用実態を可視化、インヴェンティットがセキュリティサービス「KASHIMORI」を提供開始

インヴェンティット株式会社が、端末の状況を可視化し、実データの安全性を判定するセキュリティサービス「KASHIMORI(カシモリ)」の提供を開始(出典:インヴェンティット株式会社)

インヴェンティット株式会社は、企業や教育機関が利用する端末の状況を可視化し、対策判断を支援するセキュリティサービス「KASHIMORI(カシモリ)」の提供を2026年2月3日から開始した。クラウドやモバイル端末の利用拡大を背景に、情報システム部門や経営層を対象としている。

近年、クラウドサービスやモバイル端末の活用が進む一方で、サイバーリスクは複雑化・多様化している。インヴェンティットによると、従来の境界型防御では対応が難しくなり、社内外を問わずすべての利用状況を前提にしたゼロトラストセキュリティへの転換が求められるという。

出典:独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ10大脅威 2025」より

しかし、複数のセキュリティ製品を導入していても、ログや情報が分散して全体像を把握できないケースや、IT部門が把握していないシャドーITがリスクとして顕在化している。

KASHIMORIは、インヴェンティットが提供しているモバイルデバイス管理サービス「mobiconnect」と、フィルタリングツール「AdGuard DNS」から取得したログを統合・分析するクラウド型セキュリティソリューションである。全端末やクラウドサービスの利用状況を横断的に可視化し、未承認アプリや不審な通信などのリスクをスコアとして示す。

KASHIMORIの開発中画面(出典:インヴェンティット株式会社、以下同じく)

ダッシュボードは、経営層から現場担当者まで役割に応じた情報を確認できる設計としており、段階的なプランやオプションによるカスタマイズも可能だという。最小構成では追加のハードウェアを必要とせず、最短30分で稼働できる点も特徴。

AdGuard DNSがブロックしたドメインの分析が可能
利用アプリケーションの確認画面

また、自動レポートや通知機能により、専門知識を持たない担当者でも継続的な運用を可能とした。インヴェンティットでは、ログの一元管理で監視の工数を抑えつつ、リスクの高い部門やシステムを優先的に把握できるとしている。

今後はAIによる異常行動検知のほか、外部の脅威インテリジェンスとの連携を進め、未知の脅威にも対応できるゼロトラスト型のセキュリティマネジメントを目指す方針だ。