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小学生17,507人が回答、最も印象的なニュースは「初の女性総理誕生」
2025年12月3日 14:00
株式会社ベネッセコーポレーションが提供する「進研ゼミ 小学講座」は、小学1~6年生の会員を対象に「2025年の出来事や流行に関する意識調査」を実施し、17,507人から得た調査結果を2025年12月3日に発表した。
回答者の内訳は女子10,879人、男子5,293人、性別無回答・その他が1,335人だった。ニュースランキングでは1位に「初の女性総理大臣誕生」、2位に熊の出没、3位に大阪・関西万博が選ばれている。
「総理大臣になってほしい女性」ランキングでは「お母さん」が1位となり、続いて「該当ナシ」「友だち」が挙げられている。アニメキャラクターや有名人も上位に並ぶ中で、「自分」や「現職のままでよい」との回答も寄せられた。
大阪・関西万博については24.3%の児童が「行った」と回答。そのうち78.6%が家族と訪れており、「学校行事で行った」は14.6%となった。当初、学校による参加辞退が話題となったが、一定の参加実績があったことが判明している。
流行語ランキングでは、SNSや動画配信サービスの影響を受けた表現が目立つ。1位は「エッホエッホ」、2位が「それな」、3位には「イイじゃん/今日ビジュイイじゃん」がランクインした。1位の「エッホエッホ」は、「小さくかわいい生き物が走っている様子」の擬音語から歌へと、SNSを中心に広がった言葉だ。
2位の「それな」は、同意・共感を表す言葉で、昨年に続き上位に入っていることから、ある程度小学生に浸透していることが考えられるという。3位の称賛表現「イイじゃん/今日ビジュイイじゃん」は、ボーカルダンスユニット・M!LK(ミルク)の楽曲リリースがきっかけで広まり、「洋服や髪型が似合っているとき」に使うことが多い。
ベネッセコーポレーション 小学講座責任者の水上宙士氏によると、今回紹介したランキング以外でも、「大人に言いたいことや物申したいこと」として「戦争をやめてほしい」という平和を強く望む様子や、「女の人は政治家になれないという考えをやめて」といった意見が子供たちから寄せられているという。
水上氏は、子供たちが「社会に関心を持つ気持ち」や「世の中を良くしようとする気持ち」を大切にしながら、今を楽しむ姿が調査結果からうかがえるとしている。
























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