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NPOカタリバ、「不登校支援フォーラム2024」を11月6日より3週連続で開催

認定特定非営利活動法人カタリバが、不登校支援の現状と未来について考えるイベントを3週連続で実施

認定特定非営利活動法人カタリバは、2024年11月6日(水)から3週連続で「不登校支援フォーラム2024」をオンラインで開催する。

文部科学省の調査によると、2022年度における不登校長期欠席の人数は約46万人にのぼり、9年連続で過去最多を更新した。政府も不登校支援に力を入れているが、多くの子供たちが支援の届かない状況にある。このような背景を受け、同法人は、2015年から不登校の児童生徒に向けた支援策や取り組みを実施している。

今回のフォーラムでは、夜間中学やメタバースなどを活用した支援のほか、官民連携の事例を紹介し、関係者とともに不登校支援のあり方について議論する。

不登校支援の新たな選択肢、夜間中学との協働と可能性

フォーラムの第1回は、「夜間中学との協働と可能性」をテーマとして実施する。夜間中学は、義務教育を受けていない人や外国籍の人が利用できる学校であり、不登校の生徒にとって有効な学び直しの場とされている。同フォーラムでは、夜間中学に通う生徒と保護者、教員の声を交えながら、実態と今後の可能性を議論する。

不登校支援の新たな選択肢 生徒や保護者の声から知る、夜間中学との協働と可能性

日時:2024年11月6日(水)15時~16時30分
開催形式:オンライン(Zoom使用)
対象:教育関係者とメディア関係者
参加費:無料
申込期日:2024年11月5日(月)23時59分
一般申込:一般参加申込フォーム
メディア申込:メディア参加申込フォーム
詳細:イベント詳細ページ

メタバースを活用した不登校支援、3年間の取り組みの軌跡

第2回は「メタバースを活用した不登校支援」を取り上げる。同法人は、2021年からメタバースを活用した不登校支援を開始した。3年が経過し、既存の支援が行き届いていない子供の実態や伴走支援における個別最適なアプローチの重要性、自治体と連携した支援の可能性など、支援のポイントを紹介する。

メタバースを活用した不登校支援で重要なポイントとは? 3年間の取り組みの軌跡と今後の可能性

日時:2024年11月14日(木)18時30分~20時
開催形式:オンライン(Zoom使用)
対象:自治体関係者、教育関係者、メディア関係者
参加費:無料
申込期日:2024年11月13日(水)23時59分
一般申込:一般参加申込フォーム
メディア申込:メディア参加申込フォーム
詳細:イベント詳細ページ

官民連携の不登校支援 -石川県加賀市と島根県雲南市の事例-

第3回は、「官民連携での不登校支援最前線」をテーマに、石川県加賀市と島根県雲南市の事例を紹介する。加賀市は、校内教育支援センターの整備から開始した取り組み、雲南市は公共機関なども含めた教育支援センターの事例を共有する。

官民連携での不登校支援最前線 -石川県加賀市・島根県雲南市の事例から-

日時:2024年11月20日(水)15時~17時
開催形式:オンライン(Zoom使用)
対象:自治体関係者、教育関係者、メディア関係者
参加費:無料
申込期日:2024年11月19日(水)23時59分
一般申込:一般参加申込フォーム
メディア申込:メディア参加申込フォーム
詳細:イベント詳細ページ

同法人は、さまざまな環境で育った子供たちが未来をつくり出す意欲と創造性を育める社会を目指し、社会の変化に応じた教育活動に取り組んでいる。