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東日本大震災から15年、震災を経験した子供の「忘れられない一言」を公開

認定特定非営利活動法人カタリバが、被災地で子供時代を過ごした人たちと伴走者との間で交わされた「忘れられない一言」のエピソードを公開(出典:認定特定非営利活動法人カタリバ、以下同じく)

認定特定非営利活動法人カタリバは、東日本大震災を経験した子供が当時そばにいた大人と交わした「忘れられない一言」を集めた特設サイト「『がんばれ』じゃない言葉が、わたしを動かした」を2026年2月1日に公開した。

同企画は、伴走支援を受けた当事者が語る「時間を経ても忘れられない一言」を手がかりに、伴走者との関係性や支援の意義を改めて考える取り組みである。過去の支援を振り返るだけでなく、その価値を伝えながら、次の災害時の子供支援につなげることを目的としている。

カタリバは、震災直後から岩手県大槌町、宮城県女川町、福島県双葉郡などで、学習支援や子供の居場所づくりに取り組んでおり、現在も岩手県大槌町と福島県双葉郡で拠点を運営している。

カタリバによると、震災をきっかけとして、困り事が起きたときだけ対応する支援ではなく、子供の日常や成長の過程に継続的に関わり続ける「伴走支援」の取り組みが継続されるようになり、子供が安心して悩みや挑戦を共有できる土台が生まれているという。

特設サイトでは、「きょうも来たね」「被災者じゃなくて、きみの話が聞きたいんだよ」など、当時子供だった人々の記憶に残る一言を紹介。同企画を立ち上げた阿部愛里氏は、中学3年生のときに宮城県気仙沼市で東日本大震災を経験しており、「それでいいよ」「一緒に考えよう」といった伴走者の声に支えられ、現在はカタリバに参画。災害時の子供支援に関わっている。

当時子供だった人々の記憶に残る一言を紹介
認定NPO法人カタリバ プロジェクト呼びかけ人の阿部愛里氏

カタリバでは、特設サイトで公開されるエピソードを公式SNS(カタリバのX・Instagram公式アカウント)からシェアすることで、1回のシェアにつき100円が災害時子供支援「sonaeru」に寄付されるプロジェクトも2026年3月31日(火)まで実施中だ。