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生成AIを搭載した「Duolingo Max」を提供開始、Duolingo

没入型の英語学習を実現する会話型AI「リリーとビデオ通話」が登場!

生成AIを搭載した新プラン「Duolingo Max」を日本のユーザー向けに提供開始

語学学習アプリDuolingoを開発・提供するDuolingo, Inc.は、日本市場向けに新プラン「Duolingo Max」の提供を開始した。

Duolingo Maxでは、広告なしのプレミアム版「Super Duolingo」の購読特典に加え「スマート解説」と「ロールプレイ」、新たに登場する「リリーとビデオ通話」について、計3点のAI機能を利用できる。

スマート解説は、問題文と正解から文脈に応じた解説を自動で生成する機能。例えば、「受動態では過去分詞の『blocked』を使うのが正しく、能動態の『blocking』は適切でない」というように、回答が間違っていた理由をユーザーにわかりやすく提示する。

スマート解説

ロールプレイでは、「日常生活」「仕事・学校」「趣味・レジャー」といったシーンでDuolingoのキャラクターと一緒に会話力を鍛えることが可能だ。「機内食を注文する」「会社の新方針について議論する」などのシナリオが用意されており、リスニングやスピーキングの練習にも役立つ。

ロールプレイ

新機能「リリーとビデオ通話」は、GPT-4・GPT-4oを搭載し、内向的で無気力なティーンエイジャー「リリー」との会話を楽しめる。シナリオがあらかじめ決まっているロールプレイ機能とは異なり、双方向のフリートークが可能。友人と話すような感覚で、よりリアルな英会話体験を提供するという。

リリーとビデオ通話

話者のスピーキングスキルに応じて難易度が自動調整されるのも特徴の1つで、初心者から上級者まで、幅広いレベルの学習者が英会話を楽しめる。また、修正を多く指摘することが学習の妨げとなることがあるため、文法や発音の修正は強調せず、理解しにくい部分を言い換えたり、簡単な表現に変えたりすることで、学習者のモチベーションを保つ。

DuolingoのCEO兼共同創業者であるルイス・フォン・アーン氏は、「誰もが利用できる世界最高の教育を開発する」という使命のもと、AI技術を駆使した言語学習体験を提供すると述べている。Duolingo Maxの提供は、その取り組みの一環であり、学習者にとって効果的で自信を育む学習環境を提供することを目指している。

なお、「リリーとビデオ通話」は、現在iPhoneやiPad向けに提供しており、今後さらに多くのコースやプラットフォームに対応する予定となっている。