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AIが画像を解析して英単語を表示、「SayWow」が単語図鑑機能を搭載

株式会社バベルタワーが、英語学習アプリ「SayWow(セイワオ)」に単語図鑑機能を搭載

株式会社バベルタワーは、同社が開発している英語学習アプリ「SayWow(セイワオ)」に新機能「単語図鑑」を追加したと発表した。

単語図鑑機能では、スマートフォンのカメラで撮影した写真からAIが物体を認識し、画像上に英単語を表示。単語をタップすることで意味や発音の確認が可能で、さらにAIが画像全体の場面に対し、英語の説明文を生成する。

画像に応じた英語の説明文によって、「このような状況を英語でどう表現するか?」を学ぶことができるほか、英文を一文ずつ音読練習することで、語彙(ごい)の使い方やリスニング力、自然な表現力を同時に鍛えることが可能だ。

代表の呉 雪松氏によると、子供のころにアニメで見た「知らない生き物に図鑑をかざすと、名前や特徴を教えてくれるシーン」が着想のきっかけだとしている。

SayWowは「英語を母語のように自然に学ぶこと」を理念としており、子供が初めて物に触れ「これなあに?」と聞くように、好奇心から学びが始まると考えている。単語図鑑は、その原体験をデジタルで再現することを目指しており、辞書機能を超えた没入型の学習体験を提供するという。

同アプリはiOSに対応しており、利用料金は月額3,000円(税込)か年額15,000円(税込)のサブスクリプション(7日間の無料トライアル付き)で提供。将来的には、Android版のリリースも予定している。