Duolingo、日本国内での教育アプリダウンロード数1位に

教育アプリ「Duolingo」が2024年通年の国内教育アプリダウンロード数で1位を獲得

Duolingo, Inc.は、同社が提供する教育アプリ「Duolingo」が、2024年通年の国内教育アプリダウンロード数で1位を獲得したことを2025年1月22日に発表した。

米Sensor Towerの調査によると、ダウンロード数のほか、アプリ経由の収益についても教育アプリカテゴリーランキングで1位を獲得する結果となっている。

2024年9月には、生成AIを搭載したサブスクリプションプラン「Duolingo Max」と同時にAI英会話機能「リリーとビデオ通話」を展開した。同機能は、生成AIを活用したインタラクティブな会話を実現。初心者から中級者まで幅広いレベルに対応しており、リアルな英会話体験が学習者から高評価を得ているという。

AI英会話機能「リリーとビデオ通話」のiOS版では、キャラクター「リリー」のアニメーションの表情がより豊かに

さらに、2024年10月には日本国内向けに数学と音楽コースを追加した。これにより、1つのアプリ内で複数の教科を切り替えて学べる仕組みを導入し、より多くの学習者に多様な学びの機会を提供する総合教育アプリへと進化している。

日本国内向けに数学と音楽コースを追加

Duolingoでは、設立当初から「楽しさ」にこだわり、学習者が続けやすい仕組みづくりを徹底してきた。マーケティングにもユーモアを取り入れたアプローチを採用しており、TikTokでは前年比94％増となる110万人以上のフォロワーを獲得し、X（旧Twitter）では年間インプレッション数が2.8億回に達した。Duolingoは、コミカルで親しみやすい投稿スタイルがユーザーに共感を呼び、ブランド認知度向上に大きく貢献したとしている。