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ICT教材を1年間無料で利用可能、すららネットが「働き方改革支援補助金2024」に採択

「働き方改革支援補助金2024」にすららネットが採択

株式会社すららネットは、経済産業省が実施する令和5年度補正予算 探究的な学びに資する民間サービス等利活用促進事業「働き方改革支援補助金2024」の事業者として、採択されたことを発表した。

今回の採択により、同事業に申請・採択された教育委員会や学校、教育機関は事業実施期間中、「すらら」「すららドリル」、探究学習ICT教材「すららSatellyzer」、日本語学習ICT教材「すららにほんご」を無償で利用することが可能となる。

令和4年度に採択された「探究的な学び支援補助金2023」の効果検証では、8割以上の教員が、「すらら」「すららドリル」の活用により児童生徒に合った学習が実現できたと感じたと回答(「探究的な学びの支援補助金2023」報告レポートより)

すららネットでは、同事業への申請を希望する各都道府県・区市町村の教育委員会、私立・公立の小中高校を2024年4月末(延長の場合あり)まで募集しており、提供する4つのICT教材と事例を紹介する「働き方改革 支援コンテンツ説明会」を開催する。日程は、2024年4月19日(金)、24日(水)、30日(火)、5月7日(火)で、時間は各回16時から17時まで。参加は無料で、事前申し込みが必要となる。

「働き方改革 支援コンテンツ説明会」を開催

「働き方改革支援補助金2024」は、教職員の業務の効率化・省力化を進めるべく、学校活動支援サービスを提供する事業者に対し、事業費などに要する経費の一部を補助する事業。同社は、ICT教材とその運用サポートを通じて、児童生徒に対する個別指導の負担、小テストやプリントの作問・採点・印刷などの業務負担の軽減・児童生徒の学習状況、評価を可視化。成績入力などの業務負担を軽減し、指導効率を高めることを目指す。

また、「すららSatellyzer」を通して、探究学習の授業経験の少ない教員に対し、動画講義と専用ワークシート、児童生徒への働きかけをまとめた指南書を提供。授業設計・授業準備などの業務負担を軽減すると同時に、生徒の探究的なスキルを伸ばすことができる。

探究学習ICT教材「すららSatellyzer」

さらに、外国にルーツを持つ児童生徒が、就労・留学・生活に必要なレベルの日本語を楽しみながら習得できる日本語学習ICT教材「すららにほんご」を通して、日本語を指導する教員の人材不足を補い、教務の負担を軽減することに寄与するといている。

日本語学習ICT教材「すららにほんご」

同社は、同事業で採択された学校や教育機関に対して、対象期間後も持続可能な取り組みとなるよう、教材の提供だけではなく、各学校の課題に合わせた事前の導入計画の策定、事後の成果確認やアンケートの実施などを支援する。