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ワンダーファイ、NTTドコモとSTEAM教育の通信教育を2023年7月より提供開始

対象は4歳~10歳、ひと月あたり3600円

 ワンダーファイ株式会社は、株式会社NTTドコモと協力し、STEAM教育による通信教育サービス「ワンダーボックス for docomo」を2023年7月号より提供する。網羅的な教科知識の習得ではない、自ら考え、創造する力を育むことが特徴としている。対象は4歳~10歳で利用料金は12ヶ月プランの場合、ひと月あたり3600円。7月号から開始する場合の締切は7月10日。

 STEAM教育が推進されるなか、現在は中学、高校、大学の受験でも思考力を問う問題が増えている。ワンダーボックス for docomoでは、受験勉強につながる内容は扱っても受験で高得点を出すことを目的とはしておらず、対象となる4歳~10歳の時期に、自ら試行錯誤し、成し遂げる喜びを繰り返し味わうことが大切としている。

STEAM教育

 そして、ワンダーボックス for docomoで提供されるデジタルとアナログの組み合わせによる教材で、遊び感覚で取り組むことのできる学びを届けるとともに、一人ひとりの好きと得意を引き出すとしている。

デジタルとアナログの組み合わせによる教材

 なかでも、ワンダーボックス for docomoに含まれる教材のうち、ワンダーファイが開発した算数(Math)領域の思考力教材「シンクシンク」は、JICA(国際協力機構)とカンボジア教育省の協力を得て実施した実証実験により、算数の学力、IQ、非認知能力への効果が実証されているという。

算数の思考力教材「シンクシンク」の学習効果。「pts」はシンクシンクに取り組んだ母集団と取り組まない母集団の偏差値べースの差

 ワンダーボックス for docomoの申し込みは公式サイトから行うが、ドコモの通信契約がなくても取得できるdアカウントが必要。dカードで利用料金を支払うとdポイントの還元がある。なお、ワンダーファイの「ワンダーボックス」利用者の契約移行には対応していない。